元読売ジャイアンツの高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』で、今季先発ローテーションに入り、ブレークしそうな巨人の若手投手を語った。

■ローテーションの6番手を複数投手に?

阿部慎之助監督が先発ローテーションの6枠目を3~4人で回し、合計で15勝を目指していく方針を示した話題を取り上げた今回の動画。

チャンネルによると平内龍太投手、伊藤優輔投手、西館勇陽投手、又木鉄平投手、堀田賢慎投手、横川凱投手が候補に挙がっているのだという。

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■高橋氏がプランを絶賛

高橋氏は6枠を複数で争うプランを「阿部監督らしいなという感じがしますね。分担して自分の力を発揮できる1つの枠を作って、みんなで勝ちを取っていく感じ」と絶賛する。

さらに「4、5人で5勝ずつぐらいしてくれたら、これは間違いなく良い6番目のイスになる」などとコメント。その後、候補の投手について、それぞれ特徴や印象など、解説を加えた。

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■期待する投手は?

スタッフから「1番期待する投手」を質問された高橋氏は、伊藤投手の名前を挙げる。

理由については「彼の球の勢いとかキレとかは、1軍で結果を出しているピッチャーと遜色ないと思うんですよね。ローテーションを守れるぐらいのピッチャーだと思うんですよね、球自体はね」と説明。

さらに「体力がどこまで続くかとか、怪我の状況など問題はあると思うんですけど、近々ローテーションに入ってくるのでは」「先発として楽しみなピッチャー」という見方を示した。

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■トミー・ジョン手術から復活

伊藤投手は都立小山台高校から阿部監督と同じ中央大学に進み、三菱パワーを経て、2020年のドラフト4位で巨人に入団した。

MAX156キロの速球を武器に即戦力として期待されたものの、1年目に肘を故障し、トーミージョン手術。育成契約に変更された。

昨年復活すると再び支配下契約を勝ち取り、8試合に登板。防御率1.04の成績を残している。

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■高橋氏が今季ブレークしそうな若手投手を語る
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治