「主審のミスは明白」決勝点のトッテナム18歳は退場のはずだった? 25試合ぶり敗戦のリバプール、主将ファン・ダイクが怒り!「2枚目のイエローは明らか」

 リバプールの主将は納得していないようだ。

 遠藤航が所属するアルネ・スロット監督のチームは1月8日、リーグカップ準決勝第1レグでトッテナムに0-1で敗れた。86分にルーカス・ベリバルの決勝点を許し、初戦を落としている。

 公式戦25試合ぶりの敗戦後、キャプテンのフィルジル・ファン・ダイクは、ベリバルがゴールを決める直前に退場となるべきだったと主張した。すでにイエローカードを1枚もらっていた18歳に、コスタス・ツィミカスに対するタックルで2枚目のカードが出されるべきだったと訴えている。

 ファン・ダイクは英衛星放送『Sky Sports』で、「2枚目のイエローカードだったことはかなり明らかだ」と話した。

「1分後に決勝点をあげたのは偶然じゃない。(主審は)ミスをしたと思う。彼にもそう伝えた。彼はかなり明白だったと思う。イエローが出されるべきだったのは、タッチ際にいた全員が知っている」

「副審、第4審判、VARといて、それでも2枚目のカードが出なかった。だから負けたのだとは言っていない。でも、試合における大きな場面だった」
【動画】退場のはずだった? トッテナム18歳の劇的決勝弾
 スロット監督も「今夜の結果に大きく影響した判定だった」と述べている。

「みんなそう言うと思う。我々にとってだけでなく、理想的じゃないだろう。分からないが、主審も『本当にこんなことがあるのか? 彼が決めたのか?』という感じだった」

「第4審判からは2枚目のイエローカードじゃなかったと思う理由を聞いた。もちろん、おそらくは主審からそう聞いたのだろう。無謀なタックルでカウンターを止めれば、イエローカードが出されておかしくないが、彼は無謀だと思わなかったんだ」

 もちろん、判定が変わることはない。だが、約1か月後のアンフィールドでの第2レグで雪辱を果たすためのモチベーションになったのではないだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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