誰でも子どもの頃、お菓子の缶に宝物を入れていた覚えがあるはず。中元や歳暮でもらったクッキーやキャンディの缶に、どこで拾ったかわからない木の実とか貝殻とか、キレイな石なんかを入れて、自分だけの宝箱にしていたはず。
クッキー缶を見るだけで、私(佐藤)はいまでもワクワクしてしまう。そんなデザイン缶が東京・小田急百貨店新宿店に集結しているぞ! 50以上のブランドの個性豊かなクッキー缶の中から、これは! と思うものを2つ発見して、思わず衝動買いしてしまった!!
・クッキー缶大集合!
この催し「クッキーワンダーランド」は、2025年1月8日から13日の日程で小田急新宿店の7階、イベントスペースで行われている。
ちょうどメイク道具をキレイに収めるための入れ物を欲しいと思ってたんだよねえ。それでなくてもお菓子の缶が好きで、子どもの頃はよく自宅にある空き箱や空き缶に、どんぐりやらガラス玉やらを詰めてたんですよ。
もちろんクッキーも気になるけど、缶が集まると聞いて、私はそっち方に興味を抱き、行くしかねえ! ってなった次第である。
売場に行くと、各お店に色とりどりの缶が並んでいる。もう見ているだけで楽しい! クッキーワンダーランドと題されたイベントではあるが、私の目にクッキーは映っていない、もう缶しか見えないのである。
形・色・デザイン、どれひとつとっても同じものはなく、それぞれに個性が豊かだ。缶そのものが宝物といっても良いくらい。
できることなら、10個でも20個でも買って帰りたいところだけど、結構いい値段するんだよねえ。だいたい1個が3000円くらい。大き目の缶になると6000円というものも。いくら缶好きでもそこまでは出せないなあ。ということで、厳選して2つの商品を購入して帰った。
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・タイヨウノカンカ
まず1つ目が、大阪の「太陽ノ塔 洋菓子店」の「タイヨウノカンカン 10種アソート」(税込4200円)。熨斗紙からもうステキ! 赤のストライプがサイケな感じで最高!
お店の名前のフォントもいいね。昭和レトロな感じで。
ご覧ください、この缶のデザインを。白・赤・藍の3色の織りなす緊張感にグッとくるものがある。
白地に赤い縁どりのコスモスかな? 陶芸作家・野田夏実さんの描き下ろしたイラストをデザインに採用しているそうだ。
このイラストのシャツが欲しいな、ネクタイでも良いかも。とにかく心惹かれるデザインの缶だ。中には10種の焼き菓子が詰め込まれており、缶デザインのインパクトに劣らない内容である。レモンメレンゲ・バター・フラワー・メープル・ガレット・ココナッツ・ドレンチェリー・チョコナッツ・アールグレイ・モカの10種類。
大き目のココアクッキーのフラワーは、ちゃんと花が描かれている。デザインもさることながら、中身も充実のクッキー缶。買って正解だった。