店内にずらりと並ぶ約40種類のパン

イギリスの古い木を使った床や、エイジングされたレンガなど、アンティークな雰囲気のこぢんまりとした店内には約40種のパンがディスプレイされています。

調理スペースが広くとられているのも大きな特徴です。

ハード系が多いように感じましたが「ハード系とかのこだわりはなく、シンプルなパンを作っています」と米山さん。

パンデュースで人気の野菜がのったタルティーヌなどはありませんでしたが、何度も買ったことのある、パンオショコラはありました。

もちろん、あんぱんやクリームパンも。

食パンは、湯種製法でヨーグルトを配合した北海道小麦100%の「角食パン」(1斤410円)と、はるゆたかの全粒粉を使用した山食型の「Calite食パン」(1斤300円)の大きくわけて2種類です。

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おすすめパンを食べてみました!

米山さんにおすすめのパンをピックアップしていただきました。

(1)「クロワッサン」300円(税込)

自家製の全粒粉を配合し、発酵バターを使用した3×4折の「クロワッサン」。層が美しい正統派で、サクッとした上品な歯応え。贅沢な香りも含めバター感のあとに小麦の旨味を感じます。軽い食べ心地で、「もう一個食べたい!」となるクロワッサンです。

(2)「チョコッと」350円(税込)

濃厚ショコラをそのまま包んだプチパン「チョコッと」。少し温めて食べると、とろーっとした食感のチョコを楽しめます。

カカオ感のある濃厚チョコレートだけでも、かなり高いレベルなのに、しっとり&もっちりとしたパンとの組み合わせることで最高の味わいになっていました。

(3)「3種のレーズンルヴァン」450円(税込)

「レーズンパン」は、大粒で甘味も濃厚なウズベキスタン産プレミアムサヤキレーズンと、甘味と爽やかな酸味のあるカリフォルニアレーズンとオーガニックレーズンの3種類をたっぷり練り込んでいます。

もちもちとした食感で、噛むごとに全粒粉生地の旨味が口の中に広がります。個性の違うレーズンのプチプチとした食感とのコントラストも心地よく、華やかな味わいになっています。

(4)「塩麹カントリーブレッド 1/4カット」200円(税込)

自家栽培小麦農家・中川さんの「ミッシュ」と十勝の斉藤さんの有機小麦、十勝産ライ麦粉を50%配合し、塩麹、三河みりんを加え、冷蔵発酵させた大きなパンです。

食べてみるとしっとり感とねっとり感のあとにやさしい酸味。旨味の強いパンですが、どんな食事にも合いそう。ビーフシチューやトッパ煮込みに合わせたい感じです。トーストするとしっとりがさっくりにかわり甘味が抑えられ、さらにうっとりするおいしさに。