Ado、伊根、栗林みな実らを擁するクラウドナイン(Cloud Nine)に所属するバンドプロジェクトshallmが、2025年1月11日に開催される『SDGs推進 TGC しずおか 2025』に出演する。

shallmはボーカルのliaによるバンドプロジェクトで、2023年にメジャーデビュー。唯一無二の世界観と圧倒的な表現力で今注目を集めるアーティストであり、10月には1stフルアルバム『charme』をリリースするなど、精力的に活動している。

今回のインタビューでは、音楽への情熱やインスピレーションの源、バンドプロジェクトが始まった経緯、活動に対する思いや制作の裏側、最近ハマっていることなどプライベートなお話も交えながら、その魅力に迫っていく。

SPECIAL INTERVIEW

アーティスト名に込めた意味とは

──『SDGs推進 TGC しずおか 2025』への出演が決まった時の率直な感想を教えてください。

「玉城ティナさんが私にとって憧れの存在で、TGCはよく見ていました。やっぱり女の子にとって、TGCって一度は憧れると思うんです。そんなきらびやかな場所に自分が立てるなんて、信じられないくらい嬉しいですし、正直すごく緊張もしています。でも、その分楽しみな気持ちも大きいです!」

──今回は静岡で開催されますが、静岡で気になる観光地や食べ物はありますか?

「熱海です!温泉が好きなんですよ。よく友達と熱海の温泉に行っていたので、たくさん思い出があります。あとはうなぎも有名と聞いたので静岡のうなぎを食べてみたいです」

──プライベートでも静岡に行かれるんですね。

「そうですね。でも、まだ富士山を間近で見たことがないので見てみたいです(笑)」

──では、アーティスト名「shallm」に込めた意味や由来を教えてください。

「フランス語とドイツ語で魅力を意味する“charme”と、英語の“shall”を組み合わせた造語で、私の音楽を聴いてくれた人を魅了していきたいという思いが込められています」

──それはliaさんが考えたんですか?

「そうです。活動を始めることになった時に、どんな名前がいいかなと色々考えて。最初にシャルムという響きがすごく可愛いなと思ったんです。そこから、“charme”という言葉を基にして、私らしいバンド名にできないかなと考えて決めました」

──shallmというバンドプロジェクトはどのように結成されたのでしょうか?

「元々学生時代にバンドをやっていて、卒業後も音楽を続けていたのですが、やっぱりバンドサウンドが好きという思いが強かったんです。そこから『1人でもバンドとして活動できるプロジェクトをやりたい』と考えるようになって。その結果、バンドプロジェクトという形でスタートすることになりました」

『shallm』撮り下ろしカット全6枚を見る!

音楽のルーツはボカロだった

──当時はどのような音楽を聴いていたのでしょうか?

「私が歌を好きになったきっかけは、子どもの頃に行ったカラオケでした。カラオケで点数が出るのがすごく面白くて、それに加えて点数が高いと褒めてもらえるのがとても嬉しかったんです。それで『もっと上手になりたい!』と思うようになり、気づいたら歌うことが大好きになっていました。でも、当時はまだ曲数もあまり知らなくて、家族が使っていたパソコンを覗いたらボカロの曲が流れていたんです。それがきっかけでボカロにすごくハマって、カラオケではよくボカロの曲を歌っていました」

──カラオケでは誰の曲を歌うんですか?

「当時はよくカゲロウプロジェクトの曲を歌っていました。『ロスタイムメモリー』や『サマータイムレコード』は特にお気に入りで、カラオケでよく歌っていた記憶があります。その頃は世間でもボカロがすごく盛り上がっていて、『六兆年と一夜物語』や、当時流行していた米津玄師さん(ハチ)の『砂の惑星』などもたくさん歌っていましたね」

──liaさんのルーツにはボカロがあるんですね。

「そうですね。ボカロにもすごく影響を受けていますし、特にカゲロウプロジェクトのバンドサウンドがすごくかっこいいなと思っていました。そのサウンドに魅了されて、『自分もバンドをやってみたい!』と思うきっかけにもなったんです」

──1stフルアルバム『charme』でも作詞を手がけられていますが、どういう時に作詞を考えることが多いですか?

「アニメや映画、本を読んで『この主人公、かっこいいな』と思ったり、『いいな』と感じた時に、その主人公のお話を書きたいと思って書き出すことが多いですね。生活の中で『あの人の今の言い回し、かっこいいな』と感じた時には、それをスマホにメモすることもあります」

──作詞はYahoo!知恵袋から教えてもらったそうですね。

「そうなんです(笑)。音楽を始める前は作詞の経験が全く経験がなかったので、作詞を始めた方法もネットで調べるところからスタートしたんです。Yahoo!知恵袋で検索してみたら、『作詞ではサビに感情を込める』みたいなアドバイスが載っていて。それをきっかけに、もっと日常生活でセンサーを張り巡らせて感性を磨こうと意識するようになりました」

──Yahoo!知恵袋で作詞のやり方を教わるって中々ないですよね(笑)。

「よく言われます(笑)。でもいろんな人がすでにいろんな質問をしていて、すごくためになるんですよ」

最近ハマっていることは?

──shallmさんの音楽を初めて聴く方に向けて、ご自身の楽曲の中で、聴いてほしい一曲を教えてください。

「『アイ・ラブ・ジェー・ケー・キス・デート』をぜひ聴いていただきたいです。この曲は、日テレ公式ショートドラマアカウント『毎日はにかむ僕たちは。』さんとコラボさせていただいたんです。私自身、恋愛ソングはあまり描かないジャンルなんですが、学生時代をテーマにしたラブソングを書いてみたいと思って挑戦しました。頑張って書き上げたので、たくさんの方に聴いていただけたら嬉しいです!」

──挑戦の1曲だったんですね。

「そうですね。これまで歌詞を書く時は、頭の中に映像があって、その映画のような映像を基に歌詞を書き出すことが多かったんです。でも今回は『より多くの人に共感してもらえる歌詞ってどんなものだろう?』と改めて考えるきっかけになりました。特に、恋愛特有の感情をどうやって曲にうまく盛り込むかという点は、非常に苦労しました」

──ここからはプライベートの話も聞かせてください。最近ハマっているものはありますか?

「最近はアニメをたくさん見ていて、その中でも『ツルネ』という弓道がテーマのアニメが面白かったです。安直かもしれないですが弓道を始めてみたいなと思うようになりました(笑)。」

──でも始めるハードルがすごく高そうですよね。

「最初はそう思っていたんですが、調べてみたら、意外と道具がなくても弓道場で貸していただけるみたいで……。なので、近くの弓道場に電話してみようかなと考えています(笑)」

──最後に2025年の目標をお願いします!

「来年の3月にVeats Shibuyaで『shallm 3rd Live 決起集会』を開催するので、まずはこのライブを大成功させることが目標です。そして、無事に満員御礼で迎えることができたら、そこからさらに次のステップへ繋げていきたいと思っています」

イベント概要

【SDGs推進 TGC しずおか 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION 開催概要】

●日時

2025年1月11日(土) 開場12:30 開演14:00 終演19:30

●会場

ツインメッセ静岡 北館大展示場(〒422-8006 静岡県静岡市駿河区曲金3-1-10)

●ゲストモデル

阿部なつき、嵐莉菜、安斉星来、池田美優、入江美沙希、大峰ユリホ、岡崎紗絵、小川桜花(Girls²)、香川沙耶、加藤ナナ、川口ゆりな、雑賀サクラ、鈴木ゆうか、せいら、田鍋梨々花、鶴嶋乃愛、トラウデン直美、なえなの、永瀬莉子、那須ほほみ、新沼凛空、林芽亜里、原田都愛(Girls²)、藤本リリー、ブリッジマン遊七、みとゆな、MINAMI、村上愛花、村瀬紗英、矢吹奈子、山口綺羅(Girls²)、ゆいちゃみ、

ゆうちゃみ、莉子 他 ※50音順

●モデル

小國舞羽、立花琴未(CANDY TUNE)、なっちー、ののか、福山絢水、水野乃愛(Rain Tree)、宮部のぞみ、メリサ、りんか 他 ※50音順

●ゲスト

板野友美、井上想良、王林、大久保琉唯、柏木由紀、木下暖日、くれいじーまぐねっと、コットン、志田彩良、鈴々木響、武田修宏、綱啓永、とうあ、中町兄妹、なこなこカップル、野村康太、本田響矢、槙野智章、村重杏奈、もーりーしゅーと、杢代和人、山下幸輝、よしあき&ミチ、吉野北人(THE RAMPAGE) 他

●メインアーティスト

IS:SUE、PSYCHIC FEVER、DXTEEN、HIPPY、FRUITS ZIPPER、ゆうちゃみ、WILD BLUE、WATWING ※50音順

●オープニングアクト

shallm、NEWTREND、Mumeixxx 他 ※50音順

●MC

竹内由恵、ハリー杉山 ※50音順

●公式サイト

『SDGs推進 TGC しずおか 2025』公式サイト