第1話 ネタバレ
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共に過ごす西島の言動が、亡くなった父親・羽田潤(萩原聖人)が元気だった頃と重なる芽衣。ずっと家族がいなかった自分の横に西島いることに幸せを感じ、ついに挙式を決意した芽衣は西島の抱擁を受け入れキスをする。
同じ頃、龍之介が一枚の写真を見ていた。高校時代の芽衣と翠、そして同級生らしき青年(内藤秀一郎)が一緒に笑っている写真。龍之介は、芽衣と翠と一体どんなつながりがあるのか――。
そして迎えた結婚式にはなぜか翠の姿が無かった。芽衣と西島が誓いのキスを交わそうとしたその時、扉が開いて現れたのは、白いロングワンピースを着た翠だった……! 翠は芽衣に「おめでとう」と言うが、西島はその様子を怪訝そうに見守る。
後日、翠は芽衣に謝りつつ2人が再会した場所を示す。自分の過去を知りたい芽衣が山中の道路に辿り着くと、「あんたは人殺しなんだよ――」と龍之介から人殺しの疑いをかけられる。そして背後から来た車がクラクションを鳴らした瞬間に、芽衣の中で不穏なフラッシュバックが――地面に横たわる誰かの足元。流れる血。これはいったい……!? 龍之介からは、「前に住んでいた部屋に行けば何かわかる」と言われるが、西島からは、芽衣自身がすでに引き払ったという話を聞いている。「私が、西島さんに嘘をついている……?」
その頃、ベッドで寄り添いキスをする佐竹と莉奈。佐竹はそっとスマホで翠にメッセージを送る。【うまくいきました】
一方、西島のマンションに白いロングワンピースを着た翠が訪れていた。「やっと二人になれたね」と、不敵な笑みを浮かべ歩み寄る翠は「あなたは、私の物……」と言って西島にキスをした……!?
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イントロダクション
主人公・羽田芽衣が目覚めると、1年間の記憶を失っていた……
しかも、記憶を失くす前の“思うようにいかない冴えない日常”から一転、生涯のパートナー(=婚約者)、社会的ステイタス(=転職)、そして、亡くなったと思っていた無二の女友達(=親友)を手に入れていたのだ――
戸惑いながらも、憧れていた幸せを手にしたことを実感する芽衣。
「だがそれは……嘘にまみれていた……」
次第に親友を始めとした周りの人間から大切なものを奪われ始める芽衣。
そして、“人殺し”という“殺人疑惑”までかけられることに……
「記憶を失った空白の1年に、いったい何が――」
記憶を辿ることを決意した芽衣が真実に迫ったとき、仕組まれたワナの裏に驚愕の秘密が隠されていた――