東山紀之 (C)週刊実話Web

現在、テレビ界に飛び交っているのが芸能界を引退した東山紀之氏をめぐる話だ。

すでに一部のテレビ局からマネジメント業務を担う『STARTO ENTERTAINMENT』社(旧ジャニーズ事務所)に非公式の形で出演オファーが舞い込んでいた。

「テレビ朝日やNHK、テレビ東京、時代劇専門チャンネルなどからの打診です。テレ朝は情報番組、NHKとテレ東、時代劇専門はドラマのオファーです。まだ口頭レベルのようですが、出演の可否やスケジュールなど具体的な話が出ていたんです」(芸能プロ関係者)

【関連】木村拓哉「もう一生関わることはない」中居正広“9000万円トラブル”でSMAP再結成が永久消滅 など

現在、東山は恩師であった故・ジャニー喜多川氏が起こした性加害事件の被害者らに対する補償業務を専門に担う『SMILE-UP.』の社長を務め、多忙な業務に追われている。

「11月末の時点で被害者救済委員会から認定された補償通知者538名のうち、すでに524名から補償内容に対し同意を得て、511名に補償金の支払いを終えたことを公表済み。東山社長も現状に満足し、別の人間に社長のポジションを譲るべく準備を始めていたそうです」(同)

ラスベガスで虐待を受けた元タレントが…

ところが、東山氏に予想だにしなかった事態が襲いかかる。

すべてが順調に進んでいたと思われた矢先、旧ジャニーズ事務所に所属していたタレント2人がアメリカ・ネバダ州の裁判所で損害賠償訴訟を起こしたのだ。

「その額、3億ドル(約465億円)です。被害を訴えたのは元関西ジャニーズjr.・田中純弥氏と元Kis-My-Ft2・飯田恭平氏。SMILE社もこの2人については認定済みです。ラスベガスに出張していたときに虐待を受けていたため、アメリカでの訴訟になったんです。しかも、訴訟相手が東山社長らになっているんです。場合によってはアメリカに行って反訴の準備をしないといけない。そもそもアメリカは訴訟大国です。腕のいい弁護士を雇えば、請求通りの額が認定される可能性が高い」(事情通)

東山氏の復帰は確実に遠のいた…。

「週刊実話」1月23日号より内容を一部変更