腹部負傷の大坂なおみ、全豪オープンは出場の見込み!大会会場でのヒッティング練習を公開<SMASH>

 ケガの状態が心配されていた女子テニス元世界ランク1位の大坂なおみ(現50位)。間もなく開幕する2025年シーズン最初の四大大会「全豪オープン」(1月12日~26日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート)には予定通り出場できる見込みだ。

 第1子出産と産休を経て昨年1月にツアーに復帰した27歳の大坂。先週新シーズン初戦として出場した「ASBクラシック」(24年12月30日~25年1月5日/ニュージーランド・オークランド/ハードコート/WTA250)では、素晴らしいプレーを見せて決勝へ進出した。

 クララ・タウソン(デンマーク/現41位)との決勝は、第1セット先取後に腹部を痛めて途中棄権となったものの準優勝を飾り、大会後に更新された世界ランキングで約2年ぶりのトップ50復帰を果たした。
  海外メディア『UBITENNIS』によると、今回の負傷を受けて大坂はすぐさまMRI検査を受けたという。検査結果については明らかにしていないものの、1月9日には自身のインスタグラム(@naomiosaka)のストーリーズ(24時間で自動消去される投稿)を更新し、全豪会場でヒッティング練習を行なった際の様子を動画で公開した。

 映像では大坂が軽快なステップを踏みながら力強いショットを打っている姿が収められており、幸いにも腹部のケガは深刻ではなかったようだ。

 なお9日には全豪女子シングルスのドローが発表され、同大会3度目の優勝と四大大会5勝目を狙う大坂は、初戦で元世界4位のカロリーヌ・ガルシア(フランス/現58位)と対戦することが決定。ちなみに両者は昨年の全豪1回戦でも対戦しており、その時は大坂がガルシアに4-6、6-7(2)で敗れていた。2年連続かつ同じラウンドでの顔合わせが実現した今回はぜひとも大坂にリベンジを果たしてもらいたいものだ。

文●中村光佑

【動画】全豪の会場入りを果たしてセンターコートの審判台でくつろぐ大坂なおみ

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