「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」の創設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が9日よる、自身の公式YouTubeチャンネルでライブ配信を実施。女性とのトラブルについて報じられた中居正広の騒動について、私見を述べた。

■中居がコメントを発表

中居は先月、一部週刊誌で女性とのトラブルが報じられ、出演番組の休止や出演シーンの全カットなどの対応が相次いだ。中居は9日よる、自身の名義でコメントを発表。報道の一部を認めて謝罪し、相手方と示談が成立していることや、今後の芸能活動には支障がないとの見方を示した。

配信の冒頭、ひろゆき氏は、ユーザーからの「中居くん謝罪出したぞ」とのコメントに反応。ネットニュースを検索して、騒動のあらましについて確認した。

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■「和解をしない」パターン増える?

トラブルの内容や相手とされる女性について週刊誌がさまざまに報じていることに、「僕が気になるのは、示談が済んでいるので、示談に関しての守秘義務があるはずなんですけど、それをぶり返してしまうと、果たして示談という行為に意味があるのかっていう気がするんですよね」と話す。

コメントの発表後も、中居に対してSNSでは厳しい声があがっているが、「中居さんが今回のことで芸能界引退しました、ってなったら、『じゃあ和解金9,000万円ってなんだったの?』っていう話になると思うので。『和解をしてもしょうがないよね』ってなってしまう」と指摘。

「今後、和解をしないというパターンになる気がするんですよ。それはそれで、被害者にとってよくないんじゃないかなと思う」と話す。

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■社会に残るのは…

さらに、「和解しようがしまいが、どうせいろいろ文春だか新潮に(情報を)流されて、それでお金もとられっぱなしになるんだったら、被害があったとしても『知ったこっちゃねえよ』で押し切っちゃったほうが得だよねっていう。押し切っちゃった人だけが社会に残るっていう形になると思うんですよね」とも述べる。

「押し切れる人だと、別にもう『どうせバラされるんだから和解なんてしねえよ、ごめんなさい』って言って、押し切るっていう。それで生き残るっていうことになるので、何らかの被害を受けた人が今後、被害が回復されないのが当たり前になってしまうっていうのは、あんまり方向性としてよろしくないと思うんですよね」と危惧。

「法治国家なので、和解をした以上は和解の条項を守るべきという話になるべきだと思うんですよ」と語っていた。

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■「払い損」「一文がね~」さまざまな声

ユーザーからは「漏れてる時点で和解しとらん」「示談してるから刑事事件にならないのでは?」「知ってる部外者がいたのでは?」といった声が。

また、「9,000万円払い損」「被害者側がしゃべったというのは追及されないのかね?」「こういう場合って9,000万円返さないといけないとかはないんだ?」といったコメントも。

「和解の内容に週刊誌に駆け込むなって契約なかっただけでしょ」「『芸能活動支障なく』この一文がね~」といった意見もみられた。

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■中居の騒動について意見
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ