セントルイス・カーディナルスからFAの救援右腕アンドリュー・キットレッジが1年1000万ドル(約16億円)でボルティモア・オリオールズと契約合意したと1月9日(日本時間10日)、米国の複数メディアが報じた。
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米移籍情報サイト『MLB Trade Rumors』は、オリオールズと同右腕の契約合意について伝えた上で「トミー・ジョン手術から復帰する守護神のフェリックス・バティスタの前のセットアップ役を務めることになる」と伝え、また「彼は7回と8回の経験が豊富だ。昨シーズン、カーディナルスで37ホールドを挙げ、ナショナル・リーグでトップに君臨し、MLBでは2位の成績を残した」と報じた。
またキットレッジは、カーディナルスで「最高のセットアッパーとして、カ軍指揮官・オリ・マルモルの信頼を得ていた」と記し、続けて「70.2イニングを投げ、防御率2.80だった。キットリッジは、対戦した打者の23.3%をリーグ平均の三振に抑え、四球は控えめな77%に抑えた」と綴り、昨季の活躍を伝えた。
さらに同専門サイトは、同右腕について「彼は今年のFA市場で最も優秀なリリーフ投手の一人だ」とも伝えている。
オリオールズは、今オフに日本のプロ野球・巨人から海外FA権を行使した菅野智之投手を獲得。キットレッジの入団が菅野にとって、強力な援軍となるか。今後の活躍にも注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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