世界中から指折りのアスリートが集結し、いつの時代も華やかなプレーやドラマチックな試合でファンを熱狂させてきたNBA。2025年を迎えたタイミングで、リーグは過去25年間の「トップ100プレー」を発表した。
昨季限りで引退したデリック・ローズの若手時代のスラムダンク(100位)から始まり、レジー・ミラーの劇的弾(91位)やダーク・ノビツキーのファイナルでの決勝レイアップ(86位)、ロバート・オリーの逆転クラッチショット(38位)など、プレーオフにおける印象的なプレーもランクイン。
ファンの記憶に残るメモリアルな瞬間として、ステフィン・カリーが3ポイント成功数で歴代1位に立ったシーンが76位、60得点を叩き出したコビー・ブライアントの引退ゲームは60位、レブロン・ジェームズがキャリア通算得点で新記録を樹立した試合は25位に入っている。
2000年以降、四半世紀に及ぶ期間で生まれた数々の極上プレーの中で、トップ10に選ばれたのは下記の通り。
上位4つはすべてプレーオフの名場面で、1位は稀代の名シューター、レイ・アレンが2013年ファイナルで披露したクラッチスリーとなった。この劇的ショットで同試合を制したマイアミ・ヒートは、最終第7戦も勝利して連覇を達成している。
皆さんの記憶に残るベストプレーは、ランキング入りしていただろうか。
■過去25年間(2000年以降)のNBAトップ100プレー
1位:レイ・アレン(2013年NBAファイナル第6戦、チーム敗退の危機を救った劇的同点弾)
2位:レブロン・ジェームズ(2016年NBAファイナル第7戦、優勝へとつながるスーパーブロック)
3位:カワイ・レナード(2019年カンファレンス準決勝第7戦、チームをシリーズ突破に導くブザービーター)
4位:デレック・フィッシャー(2004年カンファレンス準決勝第5戦、残り0.4秒から決めたミラクル逆転弾)
5位:コビー・ブライアント(歴代2位の81得点パフォーマンス)
6位:カイリー・アービング(2016年NBAファイナル第7戦で決めたウィニングショット)
7位:ステフィン・カリー(延長残り0.6秒で炸裂させたディープスリー)
8位:クリス・ポール&ディアンドレ・ジョーダン(ディフェンダーを沈めた破壊的アリウープ)
9位:トレイシー・マッグレディ(2004年に披露した残り35秒間での13得点)
10位:ドリュー・ホリデー&ヤニス・アデトクンボ(2021年NBAファイナル第5戦での決勝スティール&ダンク)
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】ジョーダン最後のオールスター、田臥勇太デビュー、コビー81得点……1999-2019 NBA名場面集