三菱ケミカルから「赤マナ」の第6世代、Diamana RBが新登場!その振り心地は?
奥嶋誠昭コーチに試打してもらいました。
ねじれず走る!高弾道で攻める飛距離系シャフト
「つかまる」「上がる」「飛ぶ」の理想形を追い求めた飛び系「赤マナ」の第6世代。気持ちのいいスピード感でヘッドが走り、高弾道でほどよくつかまったボールが打てるのが特徴だ。
チップ部分の「ねじれ量」を最適化し、ヘッドの“暴れ感”がなく、適正スピンでボールがねじれないのも打ち手への安心感につながっている。バット部には自社開発の炭素繊維「DIALEAD」を使用。スイング中のシャフト変形を最小限に抑えることで、エネルギー効率を高めている。
また、重量帯やフレックスの差でフィーリングに違和感が出ないようにされており、ドライバーからFWまで、同じ振り心地でクラブセッティングを組むことができるのも魅力。
奥嶋’s impression
飛び系シャフトと言っても先端が大きくしなるのでなく、“おだやかな”しなり幅でスピン量が安定するのが印象的でした。ねじれの方向も左に「ギュン!」と巻き込むような動きは一切なく、シンプルにシャフトの挙動が「高弾道」という球質に転換されています。
少し手元側に重量を感じるのでヘッドが動かしやすく、高MOIのヘッドとの相性もGOOD。曲がらないヘッド(高MOI)と飛ばしのRBを組み合わせることで「飛んで曲がらない」ドライバーが作れそうです!
SPEC
●モデル(フレックス)/RB43(R2、R、SR、S、X)、53(R、SR、S、X、TX)、
63(R、SR、S、X、TX)、73(S、X、TX)、83(S、X、TX)
●重量/43.5〜84.5g ●トルク(53・S)/4.3度 ●長さ/1168mm ●調子/中調子
●価格(1本)/4万4000円
いかがでしたか? ぜひ「Diamana RB」をお試しください!
試打・解説=奥嶋誠昭
●おくしま・ともあき/1980年生まれ、神奈川県出身。最先端のスイング・弾道解析器を使い、その研究成果をツアープロやアマチュアにフィードバックするレッスンが好評の人気コーチ。クラブフィッティングにも深い造詣がある。「THE REAL SWING GOLF STUDIO」主宰。
構成=石川大祐
写真=竹田誉之
協力=THE REAL SWING GOLF STUDIO