現地時間1月11日に開催されるFAカップ3回戦で、日本代表のキャプテン遠藤航が所属するリバプールは、4部のアクリントンと本拠地アンフィールドで対戦する。
この一戦を前にアルネ・スロット監督が会見に出席し、フェデリコ・キエーザについて語った。クラブ公式サイトが発言を伝えている。
27歳のイタリア代表FWは、期待の新戦力として昨夏にユベントスから加入したが、負傷もあり、プレミアリーグでの出場は9月に行なわれたボーンマス戦での18分のみ。ゴールとアシストを量産している絶対エース、モハメド・サラーをはじめ、他のFWに大きく後れを取っている。
シーズン後半、キエーザに何を期待するのか? アクリントン戦では出場機会を得られるのか? 報道陣からそう問われたスロット監督は、「どの選手にとっても、どの試合も出場時間を得るチャンスだ」と前置きしたうえで、次のように語った。
「マッチフィットネスの問題だけでなく、コディ・ガクポ、ルイス・ディアス、ディオゴ・ジョッタ、ダルウィン・ヌニェス、そしてモウ・サラーと競争しなければならない。モウの数字は誰もが知っている。試合中や試合前に彼を外す理由はあまりない。それにとてもフィットしている。彼はプレシーズンにおいて最もフィットしていたし、身体の状態を保つために毎日あらゆる努力をし、毎試合の出場を望んでいる。そして毎試合、存在感を示すんだ」
【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
今季から率いるオランダ人指揮官は、「プレー時間が制限されているのは、フェデリコだけではなく、他の選手にも言える話だ」と付け加え、「これから数週間、数か月、彼が私たちの力になれるかどうか、様子を見よう。後半戦は前半戦以上に重要だからね」と締め括った。
ターンオーバーが想定されるアクリントン戦で、弾みをつけるパフォーマンスを披露できるか。それは同じく出場機会確保に苦しむ遠藤も同様だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
【記事】名手・遠藤保仁が一目で欧州行きを“確信”した日本代表戦士は?「サイズもあって、左利きで、パスも出せて、スピードも…」
【記事】「チーム選びもすごい成功した印象」太田宏介が気になる、欧州で飛ぶ鳥を落とす勢いの日本人選手は?「ステップアップが楽しみ」