［高校選手権・準決勝］前橋育英（群馬）３－１ 東福岡（福岡）／１月11日／国立競技場

　１月11日に開催された第103回全国高校サッカー選手権の準決勝で、前橋育英は東福岡と対戦。３－１で難敵を下し、2017年以来２度目の優勝に王手をかけた。

　開始11分で伊波樹生に先制点を許す苦しい展開も、上州のタイガー軍団はハーフタイムを挟んで猛反撃。まず後半３分に猛烈なショートカウンターから、佐藤耕太が相手にとっては今大会初失点となる同点弾を叩き込む。
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　絶好調の佐藤はさらに同９分、エースのオノノジュ慶吏からペナルティエリア内でパスを受けると、右足でのスーパーゴールで、逆転弾をゲット。勢いが止まらない前橋育英は、その６分後にもオノノジュのアシストで白井誠也がネットを揺らし、聖地で難攻不落の赤い壁を完全攻略した。

　２ゴールを奪った殊勲の背番号15は、ヒーローインタビューで「少ないチャンスだったので、決めきれて本当に良かったです」とコメント。決勝戦に向けては「次も自分と慶吏で点を取って勝ちたいと思うので、応援よろしくお願いします」と力強く宣言した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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