こんなお店でも福袋? マダムにやたらと大人気だった、その袋の正体は… / 福袋2025



福袋を漁りに訪れた元日のショッピングセンター、食料品フロア。開店時間を迎えて行列客が各々の獲物目掛けて散っていくなか、みるみる人だかりが形成されていく一角を発見。

そのお店の名は「Una casita」。スペイン語で「小さな家」という意味だが「おなかすいた」と読ませるらしい。

雰囲気としては「めっちゃオシャレな野菜の直売所」といった感じ。したがって、そこまでガツガツ福袋を売り出すようなお店には見えないのだが……道行くマダムが片っ端から吸い込まれていくので、つられて寄ってみた。

即完売だった福袋の中身(一部)はこちら



あらためてしっかり見てみたところ、全部税込1200円で どれもずっしり重さがある。多くの人が中を覗き込んで比べていたため、中身には微妙に差があるのかもしれない。

……なーんて呑気に観察している間に売り切れそうだ。慌てて引っ掴んだ袋の中身が……こちら!

・Una casitaの福袋(1200円)の中身



・炊き込みご飯の素 ひじき

・ゆずぽん酢

・たまごかけご飯のおしょうゆ

・ふりかけ昆布

・スタミナにんにくラーメン

・小雪(あられ)

・ミレービスケット はちみつバター風味

ひとつひとつの金額は不明だが、ショッピングセンターのページによると「3000〜4000円相当」と書いてあった。

……となるとそれはそれで元値がちょっとばかりお高い気もするが、店頭の袋の中身が全部同じとは限らないし もっとお得な個体もあったのかも。なんにせよ、この7点が1200円で手に入るならじゅうぶんお買い得だ。

ラインナップも手軽に使いやすく あって困らないものばかりで気が利いている。

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・炊き込みご飯の素を実食



一つくらい試してみようと手に取ったのが「炊き込みご飯の素 ひじき」。



これ、2合ぶんの米と一緒に炊飯器に入れるだけでいいらしい。水もいらないみたいだ。

というわけで、米に

入れて

炊いてみた。

混ぜて茶碗によそえば出来上がり。



うむ。鰹だしが効いた、正しい和食って味だ。懐かしい味でしみじみと美味しい。

なにより調理が楽なのがありがたい。なんてったって水を測る手間さえいらないのだ。疲れ切った日とかに重宝しそう。



おにぎりにしてもウマい。パッケージに「いなり寿司にも!」と書いてあったが、なるほど確かに合うかもしれない。やってみたかったが お揚げが家になかったため断念。