[高校選手権・準決勝]流経大柏(千葉)1-0東海大相模(神奈川)/1月11日/国立競技場
1月11日に開催された第103回全国高校サッカー選手権の準決勝で、初出場ながらベスト4に勝ち上がってきた東海大相模が、17年ぶりの優勝を目ざす流経大柏と対戦。前半42分にPKで失点し、接戦の末に0-1で敗れた。
東海大相模にとって痛かったのが、今大会、桁違いのロングスローで猛威を振るってきたDF佐藤碧の負傷交代だ。相手DFとの接触で左膝を痛めたSBは治療を受けてプレーを続けていたものの、前半30分に再びピッチに倒れ、ここで交代となった。
有馬信二監督も「痛かった」と攻守のキーマンの離脱を嘆いたが、ロングスローに関しては、驚くべきことにもうひとり“秘密兵器”がきた。後半10分から途中出場したFWの戸川昌也だ。
【動画】秘密兵器が登場!東海大相模対流経大柏の好勝負
こちらも佐藤碧に勝るとも劣らない飛距離のスローインを披露。流経大柏の榎本雅大監督が、「途中出場の選手もすごいロングスローを投げるので、選手たちはビックリしていた」と明かしたように、相手に十分な脅威を与えた。
その戸川はまだ2年生。来年も東海大相模のロングスローは大きな武器となるだろう。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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