サンシャイン池崎“コンビニ食材だけ”の漫画レシピでおせち作り 空前絶後の“完全再現”に「もはや料理人」「尊敬します」

 お笑い芸人のサンシャイン池崎さんが、グルメ漫画『食戟のソーマ』に登場するコンビニで買える食材で作ったおせち料理を3~4時間かけて完全再現する様子がYouTubeで話題に。全8品の絶品料理に注目が集まり、記事執筆時点で8万回以上再生されています。

 池崎さんが参考にしたのは、『食戟のソーマ』の第33巻に登場するおせちのコース料理です。主人公の創真がコンビニにある食材を使って一皿100ドル以上の価値がある料理作りに挑んでおり、池崎さんによると、おせちをジャッジした審査員からは「どれから食っても次のおかずが食べたくなる最強のコース料理」と絶賛されているとのことです。

和洋が融合した絶品おせち料理

 今回、池崎さんはおせち全8品を再現。手に入らなかった食材は、似たもので代用しています。

 まずは「筑前煮ちらし寿司(すし)」です。は炊いたお米に酢、砂糖、塩を混ぜ込んで酢飯にし、そこに細かく切ったパック総菜の筑前煮を混ぜ込み炊飯器で蒸します。これに、作った錦糸卵と刻み海苔をかけたら完成です。

 「なんちゃって栗きんとん」は、これもパックされた加熱済みの里芋をオレンジジュースで煮込んでつぶしたら出来上がりです。

 「ハムの市松模様巻き」は、野菜スティックのうち人参と大根を市松模様になるように重ね、はちみつ、マヨネーズ、粒マスタードを混ぜたものを塗った生ハムで巻きます。これをカットしたら、おせちに彩りを添えるメニューに。

本格フレンチのようなメニューも

 さらに「にぼしとクルミの田作り」は乾煎りしたにぼしとくるみに、フライパンで加熱したみりん、酒、しょうゆ、砂糖を混ぜたものを絡め、白ごまを振ったら完成。

 「伊達(だて)巻」ははんぺんと卵4つ、はちみつ、しょうゆ、ダシをミキサーに入れて撹拌(かくはん)。アルミホイルで作ったスクエア容器に流し込み、トースターで加熱します。固まったら取り出し、巻きすで巻いてカットしたら出来上がりです。

 中でも、池崎さんも無事完成できるか不安な表情を見せた「焼き鮭のテリーヌ」は、本格フレンチのような凝った作り方でした。

 鮭缶、はんぺん、生クリーム、塩コショウをミキサーで撹拌したものを、溶かしバターを塗った容器に入れます。これを15分以上蒸したら、あら熱を取って冷蔵庫へ。固まったら四角にカットし、仕上げにパセリを添えたら完成です。

 他にも「紅白なます」「冷凍里芋の白煮」も原作に忠実に作り、ついに全8品が完成。用意していたお重に詰めて、特別ゲストの「リンダカラー∞」のたいこーさんとともに実食しました。

いざ実食!

 まずは、池崎さんから実食します。ほとんどのメニューに感動しながら「うまい!」を連呼する池崎さん。しかし「焼き鮭のテリーヌ」については、手が込んでいたものの味わいはイマイチだったようで「これだけはたぶん失敗してるわ……」と苦笑していました。

 一方で、たいこーさんは「焼き鮭のテリーヌ」を絶賛。「すごい優しい味っすね。でも、おいしい。俺好きっすねコレ」「(居酒屋の)お通しとかに出てきそう」「一番好きかもしんない」と繊細な味を褒めちぎりました。

ファンからは絶賛の声続々

 普段から“漫画メシ”を再現していることもあり、今回は2025年一発目の動画で気合い十分な内容に。そのため、ファンからは「ついにおせちまで自作されるなんてすごすぎます!!!」「小さな失敗ありつつも大作完成させる池崎さんを尊敬します」「沢山の困難を乗り越えた大作おせち料理!! 池崎さんの努力の結晶ですね!!」「めっちゃがんばって作ったんですね! すごいです」「まさかの本格的料理 もはや料理人です」と池崎さんを称賛する声が相次いでいます。