現地時間1月11日に開催されたFAカップ3回戦で、遠藤航が所属するリバプールは、4部のアクリントンと本拠地アンフィールドで対戦した。
キャプテンのファン・ダイク、エースのサラーらはベンチ外で、ターンオーバーで臨んだなか、遠藤が今季4試合目、2025年になって初先発。30分から緊急出場した3日前のトッテナム戦(0-1、リーグカップ準決勝・第1レグ)に続き、CBに入った。
プレミアリーグ首位を走るリバプールは開始12分、ペナルティエリア手前でアレクサンダー=アーノルドで自慢の右足を一閃。これがGKクレリンの好守に阻まれると、セカンドボールに反応したヌニェスもシュートを放つが、クロスバーの上を越える。
27分にはCKからのクロスに遠藤がニアで反応。ただ、相手のタイトなマークのなかで肩に当たってしまい、上手くミートできない。
圧倒的に押し込むホームチームは迎えた29分、セットプレーの守備からお手本のようなカウンターを発動すると、ヌニェスのラストパスでジョッタが仕留め、先制に成功する。
さらに45分には、アレクサンダー=アーノルドが、ワンステップで無回転シュートをぶち込むスーパーゴール。レアル・マドリー行きが囁かれる生え抜きスターの格の違う一撃で、リードを広げて前半を終える。
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後半の頭からはキエーザを投入。すると、ピッチに入ったばかりのそのイタリア代表FWがペナルティエリア内でシュートを放つも、昨夏に加入後初ゴールとはならない。
60分にはブラッドリーとマコーネルも送り込む。このタイミングでアレクサンダー=アーノルドが下がり、キャプテンマークは遠藤の腕に移る。
リバプールはその後、76分に18歳のダンズ、そして90分にキエーザが待望のゴール。16歳のヌグモハも先発した格上が、4-0で4部クラブの挑戦を危なげなく退けた。
なお、ゲームキャプテンも務めた遠藤は、最後の交代カードを切った79分までプレー。タフに堅実に守備を統率し、完封に大きく貢献した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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