【アッチじゃない方】例のプールに行ってみた / CDの大海原!

・8cmCDコーナー

「例のプール」の他にも8cmCDがメインの部屋があり、後半はそちらに移動。

タイトルが見える分だけ探しやすいが、こちらもなかなかの量。

8cmCD世代としても、何か思い出のものを! と意気込んでいると、

あったー!! はじめて自分のお金で買ったCD。

JUDY AND MARYの「そばかす」!!

今日の締めにぴったり!

そんなこんなであっという間に2時間が経過し、後ろ髪引かれながらもそれぞれ発掘品を購入。滞在時間については特に言われてなかったので、いようと思えばもっといれたのかもしれない。

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・一度は行きたい珍百景

帰りの駅の待合室でお互いの戦利品をお披露目。

声さんは21枚。ガガーリンさんは約30枚。なんとガガーリンさん、1回目来店時は約180枚で、2回目は約20枚というから、合計230枚ほど「例のプール」より捕獲している。

私はというと合計14点、1900円。

CDは1枚100円で、10枚買うと1枚サービス。DVD、ビデオテープ、カセットテープは1枚200円。

お目当てのCDはなんと6枚だけ。

大好きな森田童子に、形が珍しいHYDE、友人が最近はじめたケーナ、明治・大正浪漫メロディー、そしてジャケットが可愛かったミッフィーの胎教は3枚組だったが2枚しか入ってなかった。

箱根と日光のレトロなポストカードと世界地図も購入。こちらは各100円。世界地図はまだソ連の時のもの。他にもクラシックや、なんだかんだ一番期待していたカセットテープを購入。映像の世紀系のビデオテープはもっと欲しかったな。

そもそもこの「例のプール」はかつてはジムのプールだったようで、ジム廃業後はサバゲーに使われていたらしい。なかなか面白い過程をたどっている、稀有なプールである。

そんな「例のプール」を堪能し、CDをはじめとする各種アイテムもGETできて大満足!

10代の頃はサブスクなんてなく、好きな歌手のCDは予約して発売日に店まで買いに行き、お気に入りの曲はMDにまとめひたすら聞いていた。あの多感な頃がフラッシュバックする。

今はネットでほぼ何でも聞くことができる時代。便利でもあるがちょっと味気なく、あの円盤に詰まった夢というか、愛というか、なんともいえない魅力には及ばない。

そんな思いを馳せる貴重な経験だったともいえる。

「例のプール」に行く際は、ビニール手袋とエコバッグと思い出をお忘れなく! あと汚れてもいい動きやすい服と底が厚い頑丈な靴が吉。

執筆:千絵ノムラ

Photo:RocketNews24.