【WWE】US王者・中邑がナイトと41日ぶり再戦も ファトゥ&タマ乱入でノーコンテスト防衛

 スマックダウンが現地時間10日、オレゴン州ポートランドで行われ、US王者・中邑真輔が前王者・LAナイトと42日ぶりに再戦。ジェイコブ・ファトゥ&タマ・トンガの乱入によるノーコンテスト裁定に終わった。

 中邑は11・30『サバイバーシリーズ』でナイトを破って3度目のUS王座戴冠。先週、アンドラデとの一騎打ちに勝利した試合後、ナイトが現れて中邑を襲撃し、この日のリマッチをニック・オールディスGMに認めさせた。

 41日ぶりの再戦となったこの日、復讐に燃えるナイトがスイングネックブリーカードロップで先制したが、中邑はロープ越しのオーバーヘッドキックで反撃。エプロンで動きが止まったナイトにランニングニーを突き上げた。ナイトも。ショルダースルーで中邑を場外に投げ飛ばし、スライディングキックで逆襲。中邑もナイトを何度も鉄柱に激突させたが、リングに戻るとナイトがラリアット、アバランシュホールド、アルゼンチンバックブリーカーと攻め立てた。

 中邑はスライディングジャーマンで反撃するものの、コーナーに上がったところを雪崩式ブレーンバスターで叩き落とされてしまう。リバース逆エビ固めに捕まってピンチを迎えたが、耐えた中邑はジャンピングスピンキックを発射。ナイトが狙ったBFTを食い止め、変型バックエルボーを叩き込むと、キンシャサをさく裂させた。

 だが、ニアロープで3カウントは入らず。串刺しキンシャサが不発に終わった中邑は左ヒザをコーナー金具に痛打。すかさずナイトがBFTを爆発させた。中邑に陥落の2文字がちらついたが、ここでファトゥとタマが乱入。ファトゥがポップアップ式サモアンドロップでナイトを叩きつけ、サモアンレッキングボールを連発。ムーンサルトプレスを投下した。そこへ駆けつけたのがコーディ・ローデスとジミー・ウーソ。トラースキックを乱れ打ってファトゥとタマを撃退した。

 中邑とナイトの再戦は決着つかず。ノーコンテスト裁定で辛くも中邑がUS王座防衛を果たした。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。