女優の上白石萌音(26歳)が、1月11日に放送されたバラエティ番組「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系)に出演。「もうガッチガチに…どの仕事より緊張しましたね」という、高校時代、卒業生代表として卒業式で答辞を読んだ実際の映像が紹介された。
番組はこの日、新宿の隣のグルメタウン「中野坂上」がテーマ。上白石は中野坂上にある実践学園高校の出身で、同地は青春時代を過ごした街だという。
その実践学園は、堀越学園、宝仙学園と共に「学園」として3位にランクイン。番組は15歳で鹿児島から上京した上白石の母校・実践学園高校を訪ね、当時の担任と、当時教頭だった現在の校長がインタビューに応じた。
校長は「高3の受験期のイメージが非常に強いんですよ。勉強と芸能活動とギリギリのところでやっていたと思うんですよね。その中でも大学受験を目指して頑張っている姿をよく見ていました」と話し、「萌音さんと言ったら、やっぱり卒業式の答辞だよね」とコメント。
担任は「(答辞では)3年間の話を一通り1年生から話していくんですけど、私は1年生の3学期ぐらいのエピソードでもう泣いていたので、そこからは泣きっぱなし(笑)」と感動的な答辞だったという。
番組では学校に残っていたという、2016年3月6日、実践学園高校第68回卒業式の実際の映像を紹介。上白石が卒業生代表として壇上に立ち、「高校生活を通して、私は学校外活動で欠席することが多く、授業について行けないことも何度かありました。しかし、そんなときはいつも友人が快くノートを貸してくれたり、学校の様子を教えてくれたりし、また先生方は勉強面でも、精神面でもサポートしてくださいました。その支えがなければ、私はきょう、卒業の日を迎えることができなかったでしょう。心から感謝しています」と、答辞の一部の映像が流された。
スタジオでその様子を見守ったタレント・峰竜太は「全部聴きたかった!」、カンニング竹山は「あそこで映画が行われている感じですよね。めちゃくちゃ上手いもんね」、井ノ原快彦も「聞き取りやすいのがね」と大絶賛。
上白石は「もうガッチガチに…どの仕事より緊張しましたね。これが。(芸能の仕事とは)全然違います。友だちがみんな聴いてるし、恥ずかしいです。読み終わって戻ったら、同じクラスの男の子が号泣してて(笑)。『泣いてる〜!』と思って」と当時を懐かしんだ。