就職活動、転職活動をするうえで、心配事から外せないのは、「エントリーする会社がブラック企業でないか」でしょう。どうやればブラックか否か見抜けるのでしょうか?
そこでSirabee取材班は、ブラック企業の見抜くコツについて聞いてみました。
■求人が情熱orアットホーム
「『やる気』『根性』など、精神論が強いor抽象的にフワッとした感じで『アットホーム』をウリにしている企業は気をつけた方がいい。全部が全部ブラックとは限らないけど怪しい。
最近できたばかりの会社ならわからないけど…こういう企業って精神論強めなところほど日常的にパワハラ・モラハラがあったり、アットホームを謳っている企業ほど昔からいる人たちの謎のグループができていたりするから、結局入社しても居づらいことがある」(30代・女性)
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■異様に給料がいい
「求人の収入例的な箇所に年齢やスキル、ポジションに見合わないというか、『未経験でも高収入!』みたいに異様に給料がいい場合は残業多めの可能性が高い。
後から後悔しないためにも求人サイトだけじゃなく、企業の口コミサイトも見た方が◎。まぁ働くなら給料がいい方がいいけど、長く働きたいのなら給料だけで決めないほうがいいよ」(20代・女性)
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■好条件なのに年中求人を出している
「『もう何か月もここの会社求人出しているな…』『この会社、定期的に同じポジションの求人してる…』って場合、離職率がすごいのかも。
できて1、2年の会社ならあり得るのかもしれないけど、そうじゃないのなら簡単に飛びつかない方がいいよ。とくに好条件なのにずーっと求人してるって場合はなんかある」(30代・女性)
入社、転職するのならブラック企業はイヤですよね…。もちろん、ブラックと感じる基準は人によって多少違うでしょうが、誰からどう見てもブラックと思われる企業は避けたいもの。
ご紹介した特徴の企業、全部が全部ブラックというわけではありませんが、気をつけた方がいいでしょう。
(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)