マグミクスは「『ガンダムとドッキングってマジか…』 ブラウ・ブロの発展機ビジュアルに衝撃」と題した記事を配信。『サンダーボルト』におけるブラウ・ブロの新たな姿について、「やり過ぎ」との指摘がある一方、「ifの世界として楽しむべき」との意見も多く寄せられました。
「1/550 ブラウ・ブロ」(バンダイ) (C)創通・サンライズ
【画像】「えええええ!!」見た目に衝撃! こちらが「ガンダムと合体したブラウ・ブロ」です
ガンダム新解釈「やりすぎか否か」
マグミクスは「『ガンダムとドッキングってマジか…』 ブラウ・ブロの発展機ビジュアルに衝撃」と題し、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場するブラウ・ブロの新たな姿を紹介する記事を配信しました。これに対し、作品の位置づけを理解した上で「エンターテインメントとして楽しむべき」という意見が多く寄せられ、『サンダーボルト』ならではの大胆な解釈を評価する声が目立ちました。
元記事では、『機動戦士ガンダム』に登場したモビルアーマー「ブラウ・ブロ」の特徴を解説。全高62.4m、全備重量2602.6tという巨大な機体で、有線式メガ粒子砲によるオールレンジ攻撃を特徴とし、ニュータイプのシャリア・ブルが搭乗した際には、アムロのガンダムを追い詰めるほどの脅威となったと紹介しています。そして『サンダーボルト』では、モノアイの追加や生物的な不気味さの付加、さらにはパーフェクト・ガンダムとのドッキング機構という革新的な進化を遂げたと伝えました。
読者からは「サンダーボルトはガンダム好きのifと夢を詰め込んだものだと思っています」という感想が多く共感を集めました。「イデオンの重機動メカ群を彷彿とするブラウ・ブロは個人的には好き」という意見に代表されるように、大胆な設定変更を作品の特色として楽しむ姿勢が見られます。
さらに「オリジナルのアニメと同じ構図で動力パイプがむき出しになってたり、ジオングとの戦闘で頭と左腕を失いながら飛んでるシーンとか、知ってるとニヤリとさせられる演出がある」という声からは、原作への敬意を感じ取る読者の視点がうかがえます。
一方で、作品の方向性については慎重な意見も。「連邦がジオング、ジオンがガンダムとか正直やり過ぎ」「後付け設定で多少のディテールアップくらいはいいけど、まるっきり好き放題に変えてしまうのもなんかやだ」という声も上がっています。
技術考証の観点からは「全高62.4m、全備重量2602.6tという数値では物理的に高機動はあり得ない」という分析や、「ドッキングといいながらガンダムがむき出しのままなんだよね。単に接続されているだけ」という細部への指摘も。ガンダムファンならではの深い作品理解を示すコメントが相次ぎました。
「サンボルは既存MSの概念を大きく変える作品」という認識も読者の間で共有されています。「『サンダーボルト』はなんでもありだからなぁ」というコメントに多くの共感が集まり、原作とは異なる解釈を持つ作品として楽しむ姿勢が窺えます。
結果として、『サンダーボルト』の大胆な設定については、「正史」としてではなく、ガンダムシリーズの新たな可能性を探る試みとして受け止める見方が主流となっています。「最近だとコロニーレーザーをビグザムで軌道変えたり、それに対処するためにビグザム軍団出てきたりもうめちゃくちゃよ?」というコメントに「でもそういう作品だと分かってるから、そこが面白い」という返信が寄せられるなど、作品の特徴を理解した上で楽しもうとする姿勢が読み取れます。