現地時間1月11日(日本時間12日、日付は以下同)、メンフィス・グリズリーズは敵地ターゲット・センターでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦。127-125で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス3位の25勝14敗(勝率64.1%)とした。
両軍の先発は、グリズリーズがジャ・モラント、デズモンド・ベイン、ジェイレン・ウェルズ、ジャレン・ジャクソンJr.、ザック・イディーの5人。一方のウルブズはドンテ・ディビンチェンゾ、アンソニー・エドワーズ、ジェイデン・マクダニエルズ、ジュリアス・ランドル、ルディ・ゴベアがスターティングラインナップに並んだ。
試合は同点22回、リードチェンジが25回という大激戦に。どちらも5点以上のリードを許さないという拮抗した展開のなか、ウルブズは第4クォーター、ランドルを中心に少しずつリードを広げ、残り6分にはこの日最大となる6点差をつける。
対するグリズリーズも一歩も譲らず、ジャクソンJr.の長距離砲やベインの3ポイントプレーで残り3分43秒に再びタイスコアに。そこからウルブズは2ポゼッション続けてスティールからの速攻を展開し、またも4点のリードを奪う。
迎えたクラッチタイム、グリズリーズはここまで大人しかったモラントがエースの矜持を見せる。2点ビハインドの残り54秒、超絶ダブルクラッチを決め同点に追いつくと、続くオフェンスではディフェンダーに囲まれながらアーチの高いフローターを沈め勝ち越しに成功。最後はチーム全体で気迫のディフェンスを披露して相手のオフェンスを封じ込め、接戦を勝ち切った。
グリズリーズはジャクソンJr.がゲームハイの33得点に9リバウンド、ベインが21得点、モラントが12得点をマーク。一方のウルブズはディビンチェンゾがともにチーム最多の27得点に10リバウンド、マクダニエルズが21得点、ランドルが18得点に8リバウンド、8アシスト、エドワーズが15得点、ベンチからナズ・リードが19得点を奪取した。
1月6日のダラス・マーベリックス戦では第1クォーターから登場した河村勇輝だが、この日は出番なし。2試合連続でプレータイムがなかった。
アウェー4連戦に突入したグリズリーズ。次戦は中1日空いて13日、敵地トヨタ・センターでヒューストン・ロケッツと対戦する。タフなスケジュールのなか、ウエスト2位の難敵を相手に連勝を飾ることができるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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