「見れば見るほど彼はリバプールの選手ではない」369戦183発のレジェンドが後輩をバッサリ!「ハードワーク?それは大前提だ」

 リバプールのレジェンドOBロビー・ファウラー氏が、後輩のダルウィン・ヌニェスに苦言を呈した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 現在25歳のウルグアイ代表FWは、2022年夏にベンフィカからリバプールに加入。前年はポルトガルリーグ28試合で26得点を挙げており、得点量産が期待されたなか、世界最高峰のプレミアリーグでは1年目に9ゴール、2年目に11ゴールをマークした。

 迎えた3年目の今季は、大爆発している絶対エースのモハメド・サラーを横目に大苦戦。ここまでリーグ戦で2ゴールに留まっており、1月11日に行なわれた4部のアクリントンとのFAカップ3回戦(4-0)でも、チャンスでシュートをクロスバーの上に外してしまうなどし、不発に終わった。

 リバプール通算369試合183ゴールを誇るファウラー氏は、「見れば見るほど、彼はリバプールの選手ではないと思う」とバッサリ。名門のレベルに達していないと言い放った。

「ハードワークするから選手を連れてくるのではない。それは大前提であるべきだ。ゴールを決めなければならない。彼がファンの間で人気があるのは知っているが、もっと良いパフォーマンスを見せなければならないし、リバプールのシャツを着てもっと良いプレーをしなければならない」
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 49歳の元イングランド代表FWはまた、ヌニェスがゴール前で苦戦している理由を問われ、「判断が遅すぎる」と答えた。

「どうフィニッシュすべきかという点で、彼の思考は速さが十分ではない。ストライカーである以上、思考のスピードは誰よりも速くないと。考える時間があると、彼は苦労する。彼のストライカーとしての思考スピードは、向上しなければならないと思う」

 ヌニェスはクラブ専門メディア『THIS IS ANFIELD』の今季前半戦における各選手の採点で、チームメイトの遠藤航が7点だったのに対し、最低の5点となった。厳しい立場にある背番号9は、「リバプールに相応しくない」というレッテルを貼られたまま退団に向かってしまうのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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