【NOAH】清宮がAL新メンバー・ガレノとGHCタッグ挑戦宣言 T2000X“王者トリオ"粉砕

『SUNNY VOYAGE 2025』Gメッセ群馬(高崎市/2025年1月12日)
○清宮海斗&ガレノ&晴斗希vsOZAWA&遠藤哲哉&ジャック・モリス×

 ALL REBELLIONを率いる清宮がGHCタッグ王者のモリスを粉砕。新メンバー・ガレノと組んでのGHCタッグ王座挑戦を宣言した。

 大荒れの急展開が続いた前夜の後楽園大会。TEAM 2000XにはGHCナショナル王座一発奪取を果たした遠藤が加入したが、ALL REBELLIONにもイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.の弟ガレノ(ガレノ・デル・マルから改名)が加入。ガレノはバックステージでGHCヘビー級王者のOZAWAをKOして、2・11後楽園大会でのGHCヘビー挑戦も決まった。

 この日の高崎大会メインイベントでは早速前哨戦が行われ、OZAWA(GHCヘビー)&遠藤(GHCナショナル)&モリス(GHCタッグ)の王者トリオが実現。ガレノは清宮&晴斗希とのALL REBELLIONトリオで対峙した。

 地方大会初登場となるOZAWAが得意の“おちょくりムーブ”を連発すれば、遠藤も公然とガレノの股間をつかむ。ヨシ・タツや大和田も随所で介入してT2000Xがやりたい放題に試合を支配したものの、終盤に入って爆発したのが新メンバーのガレノだった。

 兄をもしのぐ巨体を誇るワグナー兄弟の弟は、OZAWA&遠藤をまとめてブレーンバスターで投げ飛ばすと、清宮のピンチにも駆けつけてラリアットでモリスを吹っ飛ばす。返す刀でOZAWA&遠藤をラリアットでまとめてなぎ倒すと、すかさず清宮がシャイニング・ランサーを放ってモリスを沈めてみせた。

 T2000Xの専横にようやく一矢報いてGHCタッグ王者から直接ピンフォール勝ち。すかさずマイクを手にした清宮は「おい、ジャック。お前らTEAM 2000 Xの汚いやり方にはもううんざりだ。これ以上、NOAHのリングは汚させねえぞ。お前の持ってるGHCタッグのベルト、俺と……ガレノで獲ってやる!」と頼れる新メンバーを指名しながらGHCタッグ挑戦を宣言した。

 続けて「TEAM 2000 Xのやり方は本当に許せない。このNOAHのリングは夢と希望を見せる場所です。あいつらのような汚いヤツらがはびこってるNOAHの現状を必ずひっくり返します!」と反撃の狼煙を上げて高崎大会を締めくくった。

 GHCヘビー挑戦が決まっているガレノはいきなりの二冠チャンス到来で、清宮とオモスがタイトルマッチで激突することも決定的に。年始から激動の方舟マットは、なおも急展開が続いている。

【試合後の清宮&ガレノ&晴斗希】

▼清宮「よっしゃOK! ガレノ、サンキュー。ありがとう、グラシアス。TEAM 2000 X、もういいでしょう。あんなヤツらが団体のトップにいて誰が憧れるんですか? NOAHを見に来た子供たちがあんなヤツら見て、まったく憧れないよ。未来なんてないよ、あいつらに。あいつらのタッグのベルト、俺とガレノで獲りにいく。ガレノはタッグとシングル二冠のチャンピオン、そして俺はタッグのベルト、ガレノと一緒に撮りにいくよ。ガレノ、トゥー・タイム、ユー・トゥー・チャンピオン。タッグ、シングルチャンピオン」

※晴斗希がスペイン語で伝えると

▼ガレノ「ドブレ・カンペオン(ダブル・チャンピオン) ドブレ・カンペオン、ドブレ・カンペオン」

▼清宮「OK。ミー、カンペオン。ユー・ドブレ・カンペオン。よっし、いくぞー!」

▼晴斗希「ドブレ・カンペオンだ!」

【OZAWAの話】「おーい! ガレノ。お前はX、旧ツイッターでこんなつぶやきをしたな。『私はあなたのチャンピオンシップを奪い、私はあなたを破壊します。また近いうちにお会いしましょう』。Google翻訳すぎる! おーい、Google翻訳すぎる。不自然だよ、その日本語は。お前にこんなライフハックを教えてやる。おい、ガレノ。ChatGPTを使え、ChatGPTにお前の言いたい言葉をスペイン語で打ち込んで、『和訳、わかりやすく』とかえ言えば、お前すごいナチュラルな日本語が使えるようになるぞ。あとな、お前。このGHCヘビー級のベルトと、GHCヘビー級タッグのベルトも挑戦するみたいなこと、さっき言ってたな。おーい! 日本にはな、こんなことわざがあるぞ。二兎を追う者は一兎をも得ずだ。お前、ChatGPTで検索しろ。お前はこのベルトもタッグのベルトも両方獲れないぞ。The! Real Rebel。また近いうちにお会いしましょう」

【モリスの話】「(ヨシ・タツが通訳)いいか、1月1日、武道館で歴史は変わったんだ。あの声援を聞いたか? 清宮じゃねえんだよ。OZAWAなんだよ。OZAWAに12日前にやられたばっかだろ。学んでねえのか? あの声援。もう俺たちなんだよ、時代は。だけど優しいジャック・モリスがしょうがねえから挑戦を受けてやる。でも分かってんのか? 俺のパートナーはワールド・ジャイアントのオモスだぞ。覚悟してかかってこい」