5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2024年5月にYouTubeで公開された、プレイステーション3(以下、PS3)の修理を試みる動画です。
正常に動かないPS3ゲット
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「ジャンpapa 【ハードオフ】」。ドリームキャストやニンテンドー3DSなど、さまざまな種類のジャンク品を購入して修理する様子を公開しています。
投稿者のジャンPAPAさんは仕事帰りにハードオフを訪問。ジャンクコーナーをのぞいてみると、PS3が税込み1650円で売られていました。電源を入れてもランプが赤く点滅するだけで、正常には動作しないそうです。
ハードオフの店員からも「動きません」と説明されたので、ジャンPAPAさんは購入して持ち帰り早速確認。ケーブルをつないで電源ボタンを押してみました。最初は緑色のランプが点灯するも、説明にあった通り赤く点滅してしまいます。
分解してみよう
このままではPS3のゲームで遊べません。そこで分解し、自分が知っている方法で修理することに。まずはカバーを外し、底部に設置されていた基板を取り出しました。
カッター用のマットに基板を置き、一部を四角く切り抜いたアルミホイルをかぶせます。切り抜かれた部分から露出している基板上のパーツに対し、熱風を放つ工具「ヒートガン」を使用。高温にさらして加熱します。
続いて基板から電子部品を一部取り外し、部品が付いていたところを研磨。細かいほこりが付着していそうな場所もブラシで丁寧に掃除しました。
手入れの結果……
内蔵されている部品の整備を終えたジャンPAPAさんは、普段はカバーに包まれている部品がむき出しとなっている状態でディスクを挿入し動作を確認。ジャンク品だったPS3は見事に復活し、再びゲームが遊べるようになりました!
この動画は記事執筆時点で44万回以上再生されており、コメント欄には「直せる人にとって中古店は宝の山だろうな」「買っておいて『困ったなぁ…』ってのが毎度笑ってしまう」「今日もお見事です!」「PS3復活すばらしいですね!」などの感想が寄せられました。
ジャンPAPAさんは、YouTubeチャンネルの他にも、X(Twitter/@papaneko0626)とInstagram(junk.papa)、TikTok(@junk.papa)も運営しています。