『サザエさん』の実写版はこれまで何度も作られてきましたが、もし「本当にピッタリ同い年」の人たちで作るとどうなるのでしょうか。磯野家の面々はもちろん、サザエさんのいとこであるノリスケも、実は意外なほど若く、同い年の芸能人が衝撃です。
眞栄田郷敦さん(2020年2月、時事通信フォト)
【画像】え…っ? 「サザエさんと同じ?」「もう波平の年齢だけどフサフサ」 こちらが2024年に「磯野家の大人と同い年」になった芸能人たちです(9枚)
ノリスケもタイコも若すぎ
国民的マンガ『サザエさん』(著:長谷川町子)は、1969年のアニメ放送開始前から実写映画、ドラマが制作されており、さまざまな豪華キャストが磯野家やその周囲の人びとを演じてきました。
そのなかでも、意外なほど豪華かつ多彩な顔ぶれが演じたのが、波平の甥でサザエさんのいとこである波野ノリスケです。彼はアニメで暴言、不法侵入、盗み食いなどの問題行動をたびたび起こして磯野家を出禁にもなっており、ネット上では「クズ」と言われつつ高い人気を誇っています。
かつての実写版を振り返ると、1956年の映画『サザエさん』では、なんと日本映画界を代表するレジェンド俳優の仲代達矢さんがノリスケを演じていました。その後のTVドラマでも、1981年から始まった星野知子さん版『サザエさん』では五木ひろしさん、1992年からの浅野温子さん版では布施博さん、2009年からの観月ありささん版では爆笑問題の田中裕二さん、2019年の20年後の磯野家を描いたSPドラマ『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』では八嶋智人さんと、本業の俳優以外の豪華な芸能人もノリスケを演じています。
そのノリスケは、問題は起こしつつ、出版社で編集者として働き、美人のタイコさんとかわいい息子のイクラちゃんと暮らしており、ネット上では「ノリスケは勝ち組」という件もたびたび話題になってきました。ノリスケは公式サイトの年齢設定が「24~26歳」となっており、その若さで現在の暮らしができていることも「ノリスケ勝ち組説」を強化しているようです。
過去のノリスケ役俳優のなかで、演じた当時本当に同年代だったのは、映画『サザエさん』公開当時23歳の仲代さんだけで、そのほかの方々は30~40代でノリスケを演じています。20代としてはだいぶ貫禄があるノリスケのキャスティングとしては、そちらの方が合っているといえるでしょう。
ただ、今後の実写版で、屈指の人気を誇るノリスケにあえて同年代のイケメン俳優をキャスティングし、問題行動を再現するのも話題になりそうです。たとえば2025年内に24~26歳になる俳優を挙げてみると……。
24歳(2001年生まれ)では、高橋文哉さん、加藤清史郎さん、細田佳央太さん、大西流星さん(なにわ男子)、25歳(2000年生まれ)では眞栄田郷敦さん、鈴鹿央士さん、高橋恭平さん(なにわ男子)、醍醐虎汰朗さん、濱田龍臣さん、前田旺志郎さん、26歳(1999年生まれ)では、 神尾楓珠さん、永瀬廉さん(King & Prince)、水上恒司さん、萩原利久さん、清水尋也さんら、多数の作品に出演している実力派がそろっています。
ちなみにタイコさんは「22歳くらい」とのことで、今年22歳となる2003年生まれの女優では、原菜乃華さん、吉田美月喜さん、中村守里さん、片岡凛さんらがおり、組み合わせでかなり強い波野家が生まれそうです。