1月12日、中山競馬場で行われたG3・フェアリーステークス（芝1600m）は、戸崎圭太騎乗のエリカエクスプレスが快勝。好時計で後続を3馬身突き放してデビュー2連勝を飾った。1番人気のレイユールは直線で伸びきれずに9着に敗れた。

フェアリーステークス、勝利ジョッキーコメント

1着　エリカエクスプレス

戸崎圭太騎手

「新馬の時よりもテンションは高くなっているのかなと感じたのですが、能力は感じていましたのでリズム良くいければ良い結果が出るんじゃないかなと思っていました。あまりポジションは考えていなかったのですが、センスのある馬なのでそれなりのポジションはと思っていました。道中は前半行きっぷりが良かったのですが、落ち着いてくれたのでそこで息を入れられて最後伸びてくれたと思います。キャリア浅くて2戦目でテンションが上がっていたところもあるので、これで落ち着いてくれれば距離も問題はないかなと思います。怪我なく1年間乗ってたくさん勝ちたいと思います。ありがとうございました」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　1月12日、中山競馬場で行われた11R・フェアリーステークス（G3・3歳オープン・牝・芝1600m）は、戸崎圭太騎乗の2番人気、エリカエクスプレス（牝3・栗東・杉山晴紀）が快勝した。3馬身差の2着に4番人気のティラトーレ（牝3・美浦・牧光二）、3着に9番人気のエストゥペンダ（牝3・美浦・高柳瑞樹）が入った。勝ちタイムは1:32.8（良）。

　1番人気で嶋田純次騎乗、レイユール（牝3・美浦・手塚貴久）は9着、3番人気で田辺裕信騎乗、ホウオウガイア（牝3・美浦・大竹正博）は10着敗退。

【写真】エリカエクスプレスがデビュー2連勝…フェアリーステークス

エピファネイア産駒

フェアリーS・エリカエクスプレスと戸崎圭太騎手

　戸崎圭太騎乗の2番人気、エリカエクスプレスがデビュー2連勝を飾った。道中は五分のスタートからややかかり気味に先行争いへ。単独3番手でグッと抑えての追走で、勝負どころでは一頭手応えが違い直線へ。坂を駆け上がって後続を突き放すと3馬身差でゴール。スケールの大きな走りで重賞初制覇となった。1番人気のレイユールは直線では伸びきれずに9着に敗れた。

エリカエクスプレス　2戦2勝

（牝3・栗東・杉山晴紀）

父：エピファネイア

母：エンタイスド

母父：Galileo

馬主：三木正浩

生産者：三嶋牧場

【全着順】

1着　エリカエクスプレス　戸崎圭太

2着　ティラトーレ　木幡巧也

3着　エストゥペンダ　三浦皇成

4着　マイスターヴェルク　T.マーカンド

5着　キタノクニカラ　丸田恭介

6着　レモンバーム　団野大成

7着　ハードワーカー　佐々木大輔

8着　ミラーダカリエンテ　石川裕紀人

9着　レイユール　嶋田純次

10着　ホウオウガイア　田辺裕信

11着　ジャルディニエ　斎藤新

12着　モルティフレーバー　北村宏司

13着　ネーブルオレンジ　丹内祐次

14着　ミーントゥビー　松岡正海

15着　ルージュミレネール　横山和生

16着　ニシノラヴァンダ　菅原明良