【新日本】ゲイブが石井と激闘ドローでSTRONG王座V6 アイアンマン戦による再戦を要求

『Battle in the Valley 2025』アメリカ・San Jose Civic(2025年1月11日)
STRONG無差別級選手権試合 △ゲイブ・キッドvs石井智宏△

 ゲイブが石井と30分の激闘ドローでSTRONG王座6度目の防衛に成功。30分アイアンマンマッチによる再戦を要求した。

 ゲイブは1・5東京ドーム大会でケニー・オメガに敗れはしたものの激闘を展開。新日本を背負った戦いぶりで評価を高めた。この日は石井とのSTRONG王座V6戦に登場。サンノゼ大会のオープニングマッチを沸かせた。

 両者は逆水平を激しく打ち合うなど真っ向勝負を展開。石井がラリアット、バックドロップで攻め込めば、ゲイブも同じ連続攻撃でやり返す。ゲイブがランニングニーをぶち込むと、石井はラリアットで徹底抗戦。ゲイブがパイルドライバーで突き刺せば、石井は垂直落下式ブレーンバスターを爆発させたが、ここでタイムアップとなった。

 両者の激闘は決着つかず。ゲイブがドローながらSTRONG王座V6を果たした。試合後、ゲイブは「4月のシカゴ大会で30分のアイアンマンマッチ。ゲイブ・キッドvsイシイだ」と4・11シカゴ大会での再戦を要求。「これこそが新日本。死ぬまで闘うぞ! これが日本のプロレス。両者が立てなくなるまでやろうじゃないか」と投げかけた。石井も「おめえが信じたプロレスやれよ、なあ。それだったら、いつだって付き合ってやんだよ。おめえの望み通り、そのルールでやってやっからよ。もう一丁だよ」と呼応。両者の決着戦がシカゴの地で実現することになりそうだ。

【ゲイブの話】「(※日本語で)オイ、イシイ、ドーシタ? ドーシタ、オジサン、オイ! (※英語で)これこそが新日本。死ぬまで闘うぞ! これが日本のプロレス。両者が立てなくなるまでやろうじゃないか。やるぞ! 30分でもう一戦。シカゴでお前は地獄を見る!」

【石井の話】「ゲイブ、俺の言った通り、てめえの信念のプロレスをやってきたな。それでいいんだ。てめえ、自分にウソつくんじゃねぇぞ、オイ。おめえが信じたプロレスやれよ、なあ。それだったら、いつだって付き合ってやんだよ。ユニットとか関係ねぇだろう。ユニットの色とか関係ねぇだろう。おめえのやりてえプロレスやってこい。まあ今日は決着つかなかったから、偉そうに言えねぇけどな。おめえの望み通り、そのルールでやってやっからよ。もう一丁だよ」