現地時間1月12日に開催されたFAカップ3回戦で、冨安健洋が所属するアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドが前者のホームで対戦。怪我で長期離脱中の冨安はベンチ外となった。
立ち上がりから押し込んだのは、プレミアリーグでリバプールに次ぐ2位につけるアーセナルだ。18分にはマルチネッリが抜け出してネットを揺らすが、オフサイドで得点は認められない。
同13位に沈むユナイテッドは、37分にブルーノ・フェルナンデスがペナルティエリア手前でガブリエウ・ジェズスに倒されるも、笛は吹かれず。B・フェルナンデスはノーファウルに激昂し、スパイクをピッチに投げつけた結果、イエローカードを受ける。
一方でG・ジェズスは、B・フェルナンデスと一緒に転倒し、無念の負傷。スターリングとの交代を余儀なくされる。
スコアレスで折り返すと、52分にユナイテッドが先制に成功。速攻で持ち上がったガルナチョのラストパスで、B・フェルナンデスが見事に仕留めた。ただ、61分にダロが2枚目のイエローカードを食らい、退場となる。
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数的有利となったアーセナルは、その直後の63分に、ペナルティエリア内でセカンドボールに反応したガブリエウ・マガリャンイスが押し込み、同点に追いつく。
勢いに乗るホームチームはさらに72分、ハバーツがマグワイアに倒されてPKを獲得。勝ち越しの決定機を迎えるが、ウーデゴーのキックはGKバユンドゥルにストップされてしまう。
アーセナルはその後、ライスとハバーツもビッグチャンスを迎えるが、ことごとくモノにできない。
1-1で延長戦に突入すると、そこでも決着がつかず、ついにPK戦へ。アーセナルは2人目のハバーツが失敗したのに対し、ユナイテッドは5人全員がきっちりと成功。プレミアリーグで苦しむアウェーチームが120分超の激闘を制した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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