結婚生活が長くなると、ふとした瞬間にほかの異性が魅力的に見えてしまうもの。
特に40代は、ライフステージの変化や加齢に伴うストレスから現実逃避に走ってしまいがち。
この記事では、安易な不貞行為の末路から、幸せな結婚生活を守るためのヒントを探っていきます。
見えない危機に直面する40代の夫婦関係
一般的に40代は、夫婦関係のマンネリが進む時期です。
加えて、夫婦ともに体調の変化や仕事・子育てのストレスが重なり、心の余裕を失いがちなタイミングでもあります。
そんなとき、思いがけず魅力的な異性に出会ったことをきっかけに、現実逃避の手段として不貞に走ってしまう人も少なくありません。
特に現代は、SNSの普及によって新たな出会いへのハードルが下がっています。
「浮気をするつもりはないけれど、試しに登録だけしてみよう」そんな軽い気持ちから不貞の沼にどっぴりハマり、取り返しのつかない事態を招いてしまうケースがあとを絶ちません。
目には見えないものの、深刻な夫婦の危機がごく身近に点在しているのが40代なのです。
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不貞行為が発覚したらどうなる? 7つの末路
不貞行為が発覚したあとの展開は、当事者の想像をはるかに超えるものとなりがちです。ここでは、不貞が発覚したあとの7つの悲惨な末路を紹介します。
その1:築き上げた人間関係が崩壊する
不貞行為による影響は、夫婦間だけにとどまりません。家族や親戚との関係、さらには職場の人間関係に至るまで、広範囲に影響が及びます。
特に子どもとの関係は深刻で、思春期の子どもの心に大きな傷を残すケースも。また、不貞相手との関係性によっては、多くの友人を失う可能性も十分に考えられます。
その2:キャリアが台無しになる
40代は多くの場合、職場で重要な立場を任されている時期。不貞行為の発覚は、その信用を一瞬にして失わせる可能性があります。
特に、いわゆる社内不倫の場合、降格や配置転換などの処分を下される可能性も。
噂話や非難によって職場が針のむしろになることも避けられません。結果として、退職を余儀なくされるリスクもあります。
その3:親族との関係が悪化する
40代の夫婦ともなれば、お互いの親族間のつながりも深く、それだけに不貞行為が周囲への影響も甚大です。
子どもの学校行事や冠婚葬祭など、親族が集まる機会での気まずさは想像以上。両家の親からの失望や叱責はもちろん、兄弟姉妹との関係も悪化するケースも多々見られます。
当事者はもちろん、被害者である配偶者が親族間で板挟みになり、精神的に追い詰められていくことも。
その4:子どもの人生に深刻な影響を残す
40代は、子どもが思春期真っ最中の人も多い時期。思春期や受験期の子どもにとって、親の不貞行為の発覚は計りしれない影響を及ぼします。
子どもが受けたダメージの大きさによっては、学業成績の急激な低下や不登校、さらには非行に走るケースも。
将来の結婚観にも大きな影響を与え、人間不信や結婚への不安を抱える可能性も否定できません。
なお、もっとも深刻なのは、子どもの心の傷が簡単には癒えないという現実です。
その5:経済的にダメージを受ける
不貞行為による経済的損失は、想像以上に大きなものとなります。慰謝料の支払いはもちろん、離婚となれば財産分与や養育費の問題も発生するでしょう。
また、40代は住宅ローンの返済が残っているケースも多く、新たな住居費の負担も重なります。
さらに、転職を余儀なくされれば収入の激減も。老後の資金計画が大きく狂うことは必至です。
その6:SNSによって個人情報が拡散される
現代社会特有の問題として、SNSでの情報拡散があります。不貞行為の事実が、関係者のSNSを通じて思わぬ範囲まで広がってしまうケースも想定しなければなりません。
一度ネット上に出回った情報は完全な削除が困難で、その影響は多くの場合長期に及びます。プライバシーの侵害や名誉毀損など、新たな問題に発展するケースも。
その7:大切な人の心に深い傷を残す
不貞行為がもたらす精神的なダメージは、当事者だけでなく、家族全員に及びます。裏切られた配偶者が、精神疾患を発症するケースも少なくありません。
配偶者の精神状態が不安定になれば、その影響は当然ながら子どもにも及びます。
子ども自身は不貞行為の事実を知らなかったとしても、家庭の居心地の悪さは健全な成長の妨げとなるでしょう。