知らなかった……知らなかったぞ! 子ども服の福袋がこんなに人気だとは。もちろんモノによるのだろうが、今回購入した「プチバトー(PETIT BATEAU)」というメーカーの福袋はヤバかった。
ZOZOTOWNでの予約開始と同時にアクセスしたにもかかわらず、あっという間に「在庫なし」のマークが表示されるではないか。
なんという世界だ。子ども服の福袋ってこんな感じだったのか? まさか買う前から度肝を抜かれるとは……と思いながらも、なんとか予約完了。先日届いたので開封したところ、またしても度肝を抜かれることになった。
【写真】「プチバトー」の子ども服福袋(女の子用 3才))に入っていた中身を大公開
・福袋の中身
私が購入したのは、プチバトー福袋(1万1000円 / 女の子用 3才)というもの。性別・年齢に合わせて選べるのがありがたい。ちなみに娘は現在2才だが、少し大きめの方が長く着られそうなので3歳児用をチョイスした。
数週間後、届いた箱を開けて袋を取り出す。中から出てきたのは……
厚手のカーディガン(通常価格9900円)
長袖シャツ(通常価格6050円)
ボトム(通常価格6600円)
ワンピース(通常価格1万2100円)
──以上、4商品。
それぞれの商品にはタグが付いており、価格を確認することができる。たとえば、厚手のトップスは9900円という風に。
それを見たときに、正直なところ私は唖然とした。なんなら、入っている服がどうとかいう問題ではない気がした。というのも……
_人人人人人人人人_
> 父の服より0が1つ多い!!!!……! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
一体どういうことだ? 布面積を考えたら意味がわからない。なにせ、子ども服と大人用の服では使われている布の量が全然違う。
当然大人用の服の方が多くの布が使われているわけだから、大人の服の方が高くなって当然……という(私の中での)論理が、ブランド力の前で砕け散るのを目の当たりにしてしまった。
誤解なきように言っておくと、私は商品単体の価格に不満があるわけではない。もっと高い服だっていくらでもあるだろうし、なによりモノがいいからこその値段でもある。実際、私の妻はプチバトーの服を大変気に入っている。
ただ、1枚700円とか800円くらいのシャツを着ながら本記事を書いている私としては、圧倒的格差に言葉を失ってしまったのだ。
──と、父が度肝を抜かれているのをよそに、娘は届いたお洋服に大興奮の様子。「試着してみる?」と声をかけたところ……
ファッションショーが始まった。普段は全然言うことを聞かないくせに、こういうときだけ異常に早い。
娘の表情は大変満足しているようで、それを見ると「来年も買おう」ってなる親は多いんだろうな〜って気がする。
なにより、1万1000円の福袋に合計3万5000円近い商品が入っていたわけだから、お得度は凄まじい。この時点で、争奪戦が過酷だった理由をようやく理解できた。
(広告の後にも続きます)
・予約は11月から
参考までに言っておくと、ZOZOTOWNでの予約は2024年11月21日の12時から始まった。来年(今年)もそれくらいに始まる可能性が高いので、狙っている人は公式サイトあるいはZOZOTOWNや関連SNSをくまなくチェックして備えてくれ。健闘を祈る。