毎号、大人ならではの素敵なお部屋を拝見する「大人女子の住まい」。今回は、デザイナーとして活躍するmeiさんのポップで遊び心あふれるお部屋をご紹介します。
House Data
所在地_関東圏 住居歴_2年10カ月 住宅形態_持ち家 間取り_2LDK+WIC 家族_2人(夫)+犬2匹
オンとオフが心地よく交わる洗練空間
中古マンションをフルリノベーションしたmeiさんご夫婦。IT企業に勤務の夫とWebデザイナーのmeiさんは、どちらも在宅ワークが多いことから「オン/オフを切り替えられる空間」をコンセプトに一から間取りを考えたそう。中でもこだわったのが、玄関から広がる8畳の土間空間。「ワークスペースとして使っている土間は靴を履いて仕事をして、靴を脱いだらプライベートというようにオンとオフの切り替えスイッチにも一役買っています」。持ち家になってからはインテリアも思う存分楽しんでいるそう。「賃貸の頃は、その後の引っ越しで間取りや広さが変わることを考えると、なかなか思い切ってインテリアを楽しめなかった」というmeiさん。現在は、北欧デンマークのブランドHAYのものを中心に、ポップな韓国デザインを取り入れて、メリハリのある空間作りを楽しんでいる。
広々としたリビング。ダイニングテーブルはHAY、真っ赤な椅子はヴィトラ社のパントンチェア。座面が広いレザソファは吉祥寺のクラッシュゲートで購入。
玄関を入ったとこ ろにある土間部分のワークスペース。郵便や宅配の受け取りなどにも便利。HAYのチェアをはじめ、ナチュラルなウッドの家具にモルタルの床のコントラストがスタイリッシュ。
あえてリビングとの仕切りを作らないことで、生活動線を確保するだけでなく、さまざまな部屋との繋がりを感じさせるベッドルーム。奥のキャビネットはHAYのアイテム。MARRONSのフェルトバスケットで収納。L.A.のアーティストがシンプソンズとコラボしたbfgf Blanket & Pillowのマルチカバーをベッドカバーとして使用。天井に吊るした流木は下北沢のボーナストラックで購入。
ステンレストップの対面型キッチン。
キッチンのL字部分もスッキリ収納。
リビングのアクセントとして存在を放つピンクのチェアはフランフランで購入。空間づくりのヒントはインスタやピンタレストなどでチェックしているそう。
アールを描く壁の奥には洗面所。丸い鏡など、こだわりを詰め込んだおしゃれな空間。
【meiさんのとっておきShop!】
12HAY TOKYO/ヘイ トーキョー
北欧デザインを超え斬新なデザインを更新し続けるライフスタイルブランド
北欧デンマークで2002年に設立されたインテリアプロダクトブランド「HAY」。50〜60年代のデンマーク家具をベースにインターナショナルな視点で新しいデザインを取り入れたアイテムを展開。インテリアからデコレーションアイテム、ステイショナリーまでライフスタイル全体をコーディネイトするコレクションで世界中から支持を得る。
Data
東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F
☎ 03-6427-9173 営 11:00〜20:00
㊡無休
URL https://www.hay-japan.com/
meiさんプロフィール
フリーランスWebデザイナー、デザイン講師として活動。「好きなものに囲まれて人生を楽しむ」をテーマにInstagramで暮らし・インテリアについて発信中。Instagram:@_mei_room