ハースF1チームは、1月15日と16日の2日間、スペインのヘレス・サーキットでTPC（旧車テスト）を行なうことを発表。2025年のレギュラードライバーであるエステバン・オコンとオリバー・ベアマンの他、宮田莉朋もこのテストに参加することが明らかにされた。

　3人はこのテストで、2023年型マシンVF-23をドライブする。

　2024年シーズンからFIA F2への挑戦を開始した宮田にとって、今回がF1マシン初ドライブ。宮田は以前からF1参戦が目標であると公言しており、遂にそのマシンをドライブする機会を掴むことになった。

　先日行なわれた東京オートサロンにも姿を見せた宮田は、「F2でちゃんと戦えればチャンスがあると思っていますし、そのチャンスをTGRの皆さんと掴みたい」と語っており、まさに大事なシーズンが始まろうとしている。

　2024年はローディンのマシンを駆りF2に挑んだ宮田だが、2025年は名門ARTグランプリのシートを得て、F2での2シーズン目に挑む。