マクラーレンのオスカー・ピアストリは、F1での2シーズン目を終え、より自身の主張をチームに伝えることができるようになったと振り返った。
2024年シーズン、ピアストリは2度のグランプリ優勝と8度の表彰台を獲得。シーズン中盤の13戦で12回のトップ5フィニッシュを積み重ね、マクラーレンのコンストラクターズタイトル獲得において重要な役割を果たした。
冷静沈着な性格が持ち味のピアストリはコース外でも成長を見せ、チームのエンジニアたちと仕事をする際にリーダーシップを発揮することを学んでいる。しかし、その立場に甘んじることはない。
motorsport.comの独占インタビューに応じたピアストリは、2024年にチームを鼓舞し、モチベーションを高める上で大きな役割を果たしたと思うかと尋ねられた際、次のように答えた。
「僕の姿勢やチームとの仕事の進め方については、そうではないと言いたい。チームやマシンに何を求めているか、もう少し分かるようになったかもしれないけど、大部分は似たようなモノだ」
「2年目の今は、空力の専門家にマシンの設計を指示するといったことはしていない。できる限り同じように有益なフィードバックをしたいと思っている」
「おそらく、みんなをより理解したことで、少し強引な要求をすることを恐れなくなったんだと思う。でも、年々性格が変わっているわけではない。それは経験を積んできたからであって、毎週末ベストを尽くすことが僕にできる最善の方法なんだ」
ピアストリはチームメイトであるランド・ノリスとの関係性にも満足しており、ふたりのコンビは少なくとも2026年まで続く予定だ。
「僕らが前進する上でこれほど成功を収めている理由のひとつは、ランドと僕がその種のことで非常に上手く協力し合っているからだと思う」とピアストリは言う。
「僕らはいつも、マシンに似たようなモノを求めてきた。だからチームにとっては、非常に有益なことだと思う」
「僕らが同じことを言い続けている限り、それは僕らがまだトップに立ってい