レジンを納豆のようにかき混ぜて作ったアクセサリーがInstagramに投稿されました。その驚きの完成品が「可愛すぎてヤバい！」「天才がまたここに1人」と注目を集め、動画の再生数は記事執筆時点で95万回を超えています。

気泡だらけを逆手に取る

　動画を投稿したのは、樹脂製のアクセサリーをハンドメイドしている163（1.6.3.gram）さん。今回は美しい青緑色のレジンを使いますが、容器内の樹脂表面には気泡がたくさん発生しています。

　このまま固めてしまうとアクセサリー内に気泡が取り込まれたり、ボコボコの表面になったりする可能性があります。しかし、163さんは容器内のレジンを思い切りかき回し、「あえて気泡を作りまくる」ことにしました。

　表面に発生していた気泡は、かき回されたことでより小さい泡へと変化。樹脂内部に細かく分散しつつ取り込まれていく様子を、163さんは「納豆みたいにフワフワしてきた」と伝えています。なお、かき混ぜた後どうするかは「ノープラン」とのこと。

型へ流し込んで……

　今回は普段と異なるモールド（レジンを形成させるための型）を使用。小さな気泡が分散して全体的に白みがかったレジンをハートの型へ流し込みます。この型を使うと、本来アクセサリーの形は中央部分がハート状にくり抜かれているものとなりますが、余っていたので中央部分にもレジンを塗り付けました。

　型から取り出し、発生したバリにはニッパーとヤスリで対処。中央部分にレジンを追加したことでアクセサリーの背面は“樹脂でフタをされた状態”となり、表面には物を詰め込めるスペースができました。そこでビーズなどキラキラした小物を投入します。

ここからどうする？

　表面にフィルムを接着し、凹凸を透明な樹脂で覆えば完成！　振ると中のビーズが揺れて音を発するきれいなアクセサリーに仕上がりました。なお、裏面は全くの手つかずな状態。163さんは「ここからどうしよう。良い案ありますか？」とテロップで問いかけています。

　コメント欄には、「炭酸がちょっと入ってるソーダゼリーみたい」「わざと泡 作るのめっちゃいい感じ!!!」「私も気泡にイラッとした時は全部気泡に変えちゃうの良くやります（笑）」などの感想に加え、「透明ホイップも良さそう」「あと3つ作って四葉のクローバーにしてみるとか。だいぶ大きくなっちゃうと思いますが」とのアドバイスも寄せられています。

　163さんのInstagram（1.6.3.gram）アカウントでは、今回の続きや、天使と悪魔をモチーフとしたアクセサリーの作成動画などが公開されています。

完成品

画像提供：163（1.6.3.gram）さん

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