【NBA】モラントが29得点、ベインが25得点の活躍もグリズリーズはロケッツに逆転負け。河村勇輝は3試合連続で出番なし<DUNKSHOOT>

 現地時間1月13日(日本時間14日、日付は以下同)、河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズは敵地トヨタ・センターに乗り込み、ヒューストン・ロケッツと対戦した。

 ウエスタン・カンファレンス3位のグリズリーズのスタメンは、ジャ・モラント、デズモンド・ベイン、ジェイレン・ウェルズ、ジャレン・ジャクソンJr.、ザック・イディーと3試合連続で同じメンバーで挑んだ。

 今季ロケッツ相手に0勝2敗のグリズリーズは、開始からモラントとベインの3ポイントで6-0と先手を取る。2025年に入って4勝1敗と好調のロケッツはジャイレン・グリーンのダンクや元グリズリーズのディロン・ブルックスの3ポイントで逆転に成功するが、グリズリーズは第1クォーター終盤にジャクソンJr.の連続得点でリードを奪い返す。

 30-23でスタートした第2クォーター、グリズリーズはルーク・ケナード、スコッティ・ピッペンJr.、ジェイク・ラレイビアとベンチ陣の奮闘で点差を2桁に拡大。だが、ウエスト2位のロケッツもこのクォーターでジェイレン・グリーンが11得点、キャム・ウィットモアが10得点をあげる活躍で持ち直し、60-57と3点差に詰めて折り返す。
  第3クォーターは両チームともターンオーバーとファウルが目立ち、なかなかリズムを掴めずにいたが、試合の流れを変えたのが前半5得点と大人しかったベイン。ディープスリーやレイアップなど計15得点をあげ、92-87とグリズリーズが主導権を握って第4クォーターへ。

 最終クォーターは序盤からモラントが6連続得点、残り8分18秒には“ロゴスリー”とオフェンスを牽引する。しかし、ロケッツもこの日42得点をマークしたグリーンの個人技で追いすがり、残り4分半にフレッド・ヴァンブリートの3ポイントで逆転に成功。

 その後は一進一退のシーソーゲームの様相が続いたが、グリズリーズは1点を追う残り28秒にモラントが痛恨のターンオーバー。次のオフェンスではフリースローを連続ミスとエースが終盤に精彩を欠き、118-120で敗れた。

 逆転負けのグリズリーズはモラントが29得点、4アシスト、4スティール、ベインが25得点、ジャクソンJr.が17得点、ウェルズが14得点、ラレイビアが12得点、7リバウンドをマーク。河村はベンチ入りしたもののプレータイムは与えられず、これで3試合連続の出番なしに終わった。

 今季成績が25勝15敗(勝率62.5%)となったグリズリーズの次戦は15日、アウェーでサンアントニオ・スパーズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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