リバプールの遠藤航は１月11日に開催されたFAカップ３回戦のアクリントン戦で、主戦場ではないCBで先発出場。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出される活躍を見せた。

　その日本代表キャプテンを称賛したのが、アルネ・スロット監督だ。リバプールの公式サイトによれば、「どこでプレーさせても、ワタは『うん、いつプレーしてもベストを尽くすよ』という感じだ。だから、試合終了の５分前の出場でも、彼は全力を尽くすんだ」と称えている。

「多くのファンにとっては普通のことかもしれないが、私がサッカーをやってきた限り、試合終了の５分前に出場しなければならなかった選手たちが、ワタとは違うことをし、違うエネルギーを見せているのを見てきた」
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　オランダ人指揮官は「彼は我々のチームにとって重要な存在だ。ミッドフィルダーでも、あるいはセンターバックとして彼を必要とするときはいつでもね」と話し、こう言葉を続けている。

「ワタ、彼は本当によくやった。そして私が彼を（トッテナム戦で）最終ラインから外した瞬間、我々は失点してしまったんだ！」

　カラバオカップ準決勝第１レグのトッテナム戦では、DFのジャレル・クアンサーが体調不良を訴えたため、遠藤はCBで前半30分に緊急出場。終盤に本職のボランチに移った直後にリバプールは失点を喫していた。

　スロット監督は遠藤の重要性を再認識したようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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