ディズニー史上、最も温かく切ない“兄弟の絆”の物語『ライオン・キング:ムファサ』が大ヒット公開中!年末年始も勢い止まらず全国の劇場を賑わせています。
そんな本作の大ヒットを記念し、本日、『ライオン・キング:ムファサ』ムファサ&タカ 応援上映会を開催!尾上右近さん、松田元太(Travis Japan)さん、MARIA-Eさんら超実写プレミアム吹替版声優が登壇し、作品の魅力を語り尽くしました。InRed編集部もイベントに参加してきたのでその様子をレポートします!
尾上右近さん&MARIA-Eさん、圧巻のパフォーマンスで会場魅了!
多くのファンたちが待つ会場に本作の超実写プレミアム吹替版にて主人公ムファサ役を務めた尾上右近さん、サラビ役の超実写プレミアム吹替版声優を務めたMARIA-Eさんが登場しました。
物語の中で、次第に惹かれ合っていくムファサとサラビの想いを歌った劇中歌「聞かせて」を、右近さんとMARIA-Eさんが生歌唱!静かに心を通わせ合う劇中のムファサとサラビかのように、時折見つめ合いながら、美しいハーモニーで観客たちを魅了したふたり。
「何度でも一緒に歌わせていただきたいと思う曲。自分の孤独を打ち明け、サラビと出会えた喜びを表現する、多幸感溢れる曲。歌っていてもあったかい気持ちになりました」(右近さん)、「顔を合わせて歌うのは、これが2回目ですが、全然歌い足りないです!何回でも歌いたいです!」(MARIA-Eさん)と笑顔をみせた。
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松田元太さんがセリフ生披露!高い表現力を尾上右近さん&MARIA-Eさんも称賛!
余韻が冷めやらない中、会場内に突如、「オレに兄弟はもういない 溺れていたお前を助けてやったオレが今、溺れもがいている この怒りは決して忘れない」と不穏なセリフが響き渡り、ムファサの弟タカ(後のスカー)役の超実写プレミアム吹替版声優を務めた松田元太(Travis Japan)さんが観客席の方から登場!黄色い歓声があがった。
松田さん演じるタカといえば、両親とはぐれ孤児となってしまったムファサを群れに引き入れたライオンの王子。そして後に“ヴィラン”スカーとなり、ムファサの命を奪うこととなる。
タカの魅力をトーク
タカの魅力について、松田さんが「後にスカーと呼ばれるタカは、可愛らしさを持っていますが、グラデーションというか、闇落ちしていくところが魅力」と語ると、MARIA-Eさんは「不器用ですよね。そこが愛らしいというか、どこか憎めない。みんなに愛されるキャラクターなんですよね。そこからの闇落ちに興奮しますね。カッコ良いし、萌えポイント」とコメント。
右近さんも「純粋で、真っすぐで。“回線が3つしかないのかな?”というくらい、いろんな方法を知らないライオンなのですが、そこが良い!」と同調し、「“げんげん(松田さん)”も、闇落ちしそうになったら言ってね!(笑)」と笑顔でコメント。松田さんが「言います!」と即答し、会場を笑わせた。
次第に悪に転じていく難しい役どころを演じた松田さんは、タカを演じる上でのこだわりを「可愛らしい一面もありますが、スカーになる瞬間だったり、変わっていく過程はより大事に声で演じたいなと思いました。世界中の『ライオン・キング』ファンや、ディズニー作品を愛している方に“傷”をつけないように。皆さんが“スカー状態(闇落ちしたスカーの状態)にならないように、大事に、丁寧に、演じさせていただきました」と話す。
そんな松田さんの演技を、MARIA-Eさんは「声の表現の幅がすごい。普段の声は特別低いわけではないのに、この音域の広さ。歌から繋がっているんですかね」と大絶賛!
右近さんも「心がこもっているのが伝わってきますよね。“げんげん”は以前、誰よりもタカに寄り添ってタカに愛情があると言っていたが、本当にその通り!技術だけではなく、気持ちを注ぐことをやり切ったんだなと。“げんげん”の違う一面にびっくりされると思いますよ」と称賛すると、続けて、「(もう一回闇落ちボイスを聞かせていただきたいですけれども…みんなも聞きたいですよねー?」と目を輝かせ、本作のイベントでは恒例となっている“ムファぶり(=ムチャぶりの意)”を披露!
突然のフリに驚きの表情を見せつつも、松田さんは瞬時に役に入り込み、「俺には何もない ムファサが全てを奪った」と本編にも登場するセリフを披露!繊細なタカというキャラクターを“声”だけで見事に表現した松田さんのギャップ溢れる姿に、会場中が拍手喝采!
松田元太さん&尾上右近さんが生熱唱!
松田さんが「ムファぶり緊張するよ~先に言ってくださいよ!」とリアクションすると、右近さんは「良かったよ!!」と松田さんの演技力の高さを称賛した。会場内が熱気に包まれる中、続いてMARIA-Eさんが、「(最後に“兄弟の絆”を感じるあの曲、聞きたいですよねー?」と右近さんと松田さんにさらに“ムファぶり”!ふたりは、これまでイベントやTV番組などでも繰り返し歌ってきた劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」を生歌唱!
本物の兄弟かのように仲睦まじかった頃のムファサとタカを思わせる息の合ったパフォーマンスに、観客たちもノリノリの手拍子で応対。イベントの締めくくりに相応しい大きな盛り上がりをみせた。
歌の感想を問われると、「新年良い幕開けになりました。良い年になること間違いなし。楽しかったね。今日はいつもと違って、大人な感じだったよね」(右近さん)「僕も同じこと考えてた!ムファサとタカみたいに、この曲を歌うたびに、僕たちの絆も強くなっているのを実感します」(松田さん)と引き続き息ぴったり。それぞれ「歌舞伎の準備するときにも聞いています」(右近さん)、「ライブの日、シャワー浴びるときにも聞いてます」(松田さん)と楽曲への愛をアピールし合った。