ロウが現地時間13日、カリフォルニア州サンノゼで行われ、ジェイ・ウーソが世界ヘビー級王者・グンターに挑戦を表明。1・25『サタデーナイト・メインイベント』で両者によるタイトルマッチが決まった。
世界ヘビー級王者として2025年を迎えたグンターがこの日、リングに登場。「先週、興味があってロウを見ていたんだが、WWEの歴史に残る瞬間だった。なかなか面白かったが、試合の内容は残念だった。価値があるのはこの世界ヘビー級王座だ。そして俺が…」と豪語していると、遮るようにジェイが現れた。
先週、元世界ヘビー級王者でもあるドリュー・マッキンタイアに勝利しているジェイは「聞いてたぜ。価値があるのは世界ヘビー級王座だって? 狙ってやろうか? “メインイベント”ジェイ・ウーソがな」と切り出すと、「ドリューは片づけた。ブラッドラインもひと段落だ。次は俺だ。サタデーナイト・メインイベントで世界ヘビー級王座戦だ」と挑戦を表明した。
これを受けてグンターは余裕たっぷりの表情。「お前の度胸だけは評価する。だが、お前みたいなヘタレは絶対俺には勝てない」と断言した。IC王者時代にジェイと2度対決し、いずれも勝利しているのがグンターの自信の根拠。「俺は格が違うんだ。ゴングが鳴ったらさらしてやる。お前は才能があるタッグ屋だってな。メインイベントはニックネームじゃない。俺の居場所の呼び名だ。サタデーナイト・メインイベントでやってもいいが、もう一度よく考えろ」と言い放ってリングを降りた。
ジェイは花道を下がっていたグンターを呼び止め、「お前のことはリスペクトはしている」と投げかけた。そして「俺だって最初、シングル戦線にビビった。だが、俺はリスペクトを得るために毎日戦っているんだ。サタデーナイト・メインイベントではてめえも俺をリスペクトすることになる。俺が世界ヘビー級王者になるからな」と通告。グンターは余裕の笑みを浮かべて下がっていった。
その後、両者による世界ヘビー戦が正式決定。1・25『サタデーナイト・メインイベント』で実現することになった。昨年、IC王座を戴冠し、シングルプレイヤーとしての実力も証明したジェイが年明け早々、ロウの頂点に挑む。
今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。