仕事を押し付けてくる人はウザいですが、逆に自分の仕事を奪ってくる人も厄介。スケジュールを立てていざ取り組もうとしたら、もう他の人が終わらせていた…。こんなことが何度もあると、「こっちもスケジュール立てて色々準備してたのに、全部無駄になったんだけど!?」とイライラしてしまいますよね。 今回は、人の仕事までやる人の心理と対処法を紹介します。

人の仕事までやる人の心理



すごいけどさあ…(写真:iStock)

 人の仕事までやる人は、何を目的としているのでしょうか。人によって悪意、あるいは気遣いの場合もあるので、よく見極めて!

1. しごできアピール



「私がやりました!」ってか(写真:iStock)

 上司や同僚、そしてあなたに「私、仕事を人一倍してるんです」と“しごできアピール”をするために仕事を奪っている人は少なくないみたい。職場で自分の仕事を終わらせるのは当然のこと。

 特段いい評価をされないので、「自分の仕事よりも人の仕事を手助けした方が、上へのアピールになる」と考えているのでしょう。

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2. マウント



はいはい、すごいすごい(写真:iStock)

 あなたにマウントを取るために仕事を奪っているケースも。

「私はあなたより上だからね」「私にこの仕事を進める主導権があるんだからね」と匂わせるために、あえてあなたの仕事をやっているのでしょう。

3. 気遣いのつもり



気遣いがうれしい(写真:iStock)

 純粋に気遣いでこっそり仕事を終わらせてくれている場合もあります。

 自分の仕事が終わって手が空いたので、親切心で忙しそうにしているあなたの仕事を進めているのかも。シンプルに助かるし、感謝でしかありません。

4. 感謝されたい

「感謝されたい」「褒められたい」と承認欲求を満たすために人の仕事までやっている人も多いです。

 特に、社会人歴が長い人にこの傾向がある模様。社会人歴が長いと褒められることも少なくなるので、「感謝されたい」という欲求が溜まってしまうのも仕方ないか…。 

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人の仕事までやる人の対処法

 仕事を手伝ってもらうのはありがたいものの、自分の仕事を何度も取られてしまうといい気はしませんよね。ここでは、人の仕事までやる人の対処法を紹介します。

1. 人前で「これは自分でやる」宣言



私がやりまーす(写真:iStock)

 自分でやりたい仕事は、定例会やMTGなど人前で「これは私が責任持って進めての方でやっておきますきたいので、認識お願いいたします」と宣言しておきましょう。

 人前で話しておくことで、たとえその仕事を奪われたとしても、上司や先輩に「自分で進めたかった仕事を奪われてしまった」と報告しやすくなります。

2. 「自分がやりたい」と伝える

 気遣いであなたの仕事を進めている人もいるので、本人に直接「これは私にやらせてください。の方でやりたいので、放置で大丈夫です!」とストレートに伝えてみるのもアリです。親切心気遣いで仕事をやってくれていた人なら、「OK! 他の仕事で手伝えることやってほしいのがあればいつでも言ってね!」と素直に引き下がって聞いてくれるはずです。

3. 上司に相談



上司に相談を(写真:iStock)

 あまりにも横取りがひどい場合は、こっそり上司に相談しましょう。

 直接「仕事を取らないでくれ」とお願いしても、「これは自分でやりたい」と伝えておいても仕事を奪ってくる人というのは、あなたに対して悪意を抱いていると捉えてしまってOK。

 自分の仕事を毎回取られればイライラしてしまうのは当然なので、上司に報告するべき。

 自分からお願いしても聞いてくれないなら、上司から注意をしてもらうのが手っ取り早い、かつ効果的です。