清野菜名 (C)週刊実話Web

女優・清野菜名が主演の新ドラマ『119エマージェンシーコール』(フジテレビ系)第1話が1月13日に放送された。

裏番組で同名タイトルのノンフィクション『エマージェンシーコール』(NHK)が放送されたうえ、同日21時19分頃に宮崎県で発生した地震の影響で放送が一時中断になり、視聴者を混乱させたようだ。

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ドラマは、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ指令管制員(ディスパッチャー)の活躍を描くオリジナルストーリー。

初回は30分拡大。21時56分に地震による特別番組で中断したのち、22時16分ごろに再開された。

NHKの公式Xアカウントでは、放送直前に《まさかのドラマ裏かぶり こちらは… #ガチのエマージェンシーコール #ガチのほう でお願いします》と、ハッシュタグの棲み分けを呼びかけていたが…。

「地震によって、22時15分から放送される予定だったNHKの番組は放送延期に。ただでさえ同じタイトルの番組で分かりにくいのに、本当のエマージェンシーが起きて一方は一時中断、一方は延期という事態になった結果、多くの視聴者の混乱を招きました」(芸能ライター)

フジがドラマのタイトルを変えるべき?

NHKの『エマージェンシーコール』は、2022年から続く人気ノンフィクション番組で、今回が第9回目。

楽しみにしていた番組ファンも多いだけに、ネット上では、
《録画登録してたらフジテレビのドラマが途中まで撮れてたんだけど…タイトルもう少しどうにかして欲しかった》
《なんか変だなと思ったらフジでエマージェンシーコールってドラマやるのね。私が見たいのはNHKの方》
《NHKのかと思ったらさっきまでやってたのがフジでこれからNHKをやるとこだったのに本物のエマージェンシーが起きてわけわかめ》
などと、困惑する声があがっている。

「これでフジのドラマが面白ければ、視聴者からの不満も最小限におさまったかもしれませんが、その出来は『#ガチのほう』とアメリカのドラマ『9-1-1: LA救命最前線』(Fox)を薄めたような低クオリティー。番組作りに自信があるNHKでは、こうした混乱を見越した上で、あえて放送時間をぶつけて“フジに分からせてやろう”という気概があったのかもしれませんね」(同)

もとはといえば、番組内容とタイトルを被せたフジが悪いのだろうか。

なんにせよ、視聴者にとってはただただ面倒くさいばかりである。