韓国で高評価の大人気WEBマンガを原作とした『勇敢な市民』が1月17日(金)より公開となる。このたび、本作よりキャスト&スタッフが情熱をかけて撮影に挑んだ貴重な撮影裏が特別公開となった。
【写真を見る】『勇敢な市民』よりメイキングカットも一挙解禁 / [c]2023 Content Wavve Corp. ALL RIGHTS RESERVED
本作は、韓国で評価9.8点を記録したWEBマンガ「勇敢な市民」を原作としたアクションコメディ。原作者のキム・ジョンヒョンは、世界で20億回読まれている大ヒットWEBマンガ「喧嘩独学」で作画を担当し、次々とヒット作を生みだしている。トラブルを避け正規雇用を勝ち取るために学園内にはびこる悪事を全て見逃してきた女性教師ソ・シミン。だが、教師ですら手を出すことができない巨悪ハン・スガンが現れた時、猫のマスクで正体を隠しながら彼女は立ち上がる。彼女の正体は元ボクシング王者にして、数々の格闘技をマスターした猛者だった。
主演は「哲仁王后~俺がクイーン!?」、「サムダルリへようこそ」、「生まれ変わってもよろしく」などのシン・ヘソン。事なかれ主義で猫をかぶった女性教師、そして実際に猫のマスクをかぶった最強のファイター、シミンを熱演する。「D.P.-脱走兵追跡官-」、「マスクガール」、「百人力執事~願い、かなえます~」などのイ・ジュニョンが学園を支配する生徒スガンを演じる。パク・シネが主演を務め高視聴率を記録した話題のドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」を手がけるパク・ジンピョが監督を務める。
今回、半年間に渡ってアクションスクールに通い、本格的な格闘アクションを磨き上げたヘソンとジュニョンのメイキング映像が特別公開された。映像内では、ハードなアクションシーンが多いため休憩中も格闘シーンの動きを細かく確認するヘソンとジュニョンの姿が映しだされている。また、リハーサルではふざけ合う2人や和気あいあいとした現場の雰囲気が読み取れる場面も。しかし本番の撮影が始まると、一瞬で現場は張り詰めた空気に変わる。回し蹴りやかかと落とし、横蹴りなど、鮮やかに蹴り技を成功させるヘソンの身体能力の高さが分かるシーンや、今回ムエタイの経験者でもある学園の暴君スガンを演じるにあたりジュニョンはパンチの違いなどを考え工夫しながら演じるなど、役作りのセンスが光るメイキング映像となっている。
また、ジュニョンに思い出のアクションシーンを尋ねると、ビリヤード場での長回しシーンだと回答。ワンテイクでも隙のない高難度アクションをやり終え、監督からカットの声がかかった瞬間満足そうに笑うお茶目な一面や、アクション撮影後に猫仮面ヒーローを気遣う様子もあり、劇中では決して見ることの出来ない優しい一面も。一方ヘソンは「リングでのボクシングシーンが本物の試合のように熱気に溢れていた」とコメントした。会場が本物の試合のように熱気に溢れており、さらに互いに全力でアクションを演じたため、「汗が塩になるくらい」と現場の熱量を感じさせる裏話も。物語の重要な場面であるワイヤーを使用したシミンのキレッキレの飛び蹴りシーンやスガンの宙を舞うダイナミックなアクションが必見だ。
本格的な格闘アクションを磨き上げたヘソンをとらえたメイキングカット / [c]2023 Content Wavve Corp. ALL RIGHTS RESERVED
さらに、メイキングカットも一挙解禁となった。2人揃って指ハートをする和やかな雰囲気のカットや真剣な表情で撮影に臨むカットなど、本作に懸けるキャスト、スタッフ全員の情熱に満ちた現場を感じられるカットとなっている。
あわせて、先日本作の一般試写を実施した際の感想コメントが到着。いち早く映画を観覧した方からはアクションシーンの完成度への賞賛に加え、ジュニョンの圧倒的な悪役演技を讃える声も多く挙がっている。
いよいよ今週17日に公開を迎える本作。熱演を繰り広げたヘソンとジュニョンのエネルギッシュで熱い本格アクションコメディをぜひ劇場で体感してほしい。
文/鈴木レイヤ