元西武右腕がパイレーツとマイナー契約!米メディアは投球スタイルの変化に注目「多用していたチェンジアップとシンカーをやめて、4球種をミックスするようになった」

 2022年シーズンにNPBの西武でプレーした34歳の右腕バーチ・スミスがピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだと1月13日、米移籍情報サイトの『MLB Trade Rumors』など、複数のMLB専門メディアが報じた。
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 同サイトは、記事の中で「パイレーツは春季トレーニングに招待される非登録選手13名を発表し、その中で右腕のバーチ・スミスとマイナーリーグ契約を結んだことを明らかにした」と伝えている。

 また同サイトは、スミスについて「24年のスミスは13年から21年にかけてメジャーで見せた投球スタイルと大きく異なった姿をみせた」と記し、続けて「これまで多用していたチェンジアップとシンカーをやめて、フォーシーム、カットボール、カーブ、スイーパー(使用頻度はこの順)の4球種をミックスするようになった」と伝えた。
  投球スタイルを変えたことで、「スミスの昨季ゴロ率は8ポイント以上も上昇した。一方、四球率5%とMLBでの最初の5年間で見せた10.1%の半分以下となった」と同サイトはスタッツにも変化が表れていることを指摘した。

 最後に同サイトは、「スミスはブルペン層の厚みをもたらし、今春ピッツバーグのリリーフ陣の最後の1席を争うことになる」と期待を寄せている。

 34歳の右腕スミスは、昨季マイアミ・マーリンズとボルティモア・オリオールズで50試合(55 3/1回)に登板し、防御率5.04、4勝1敗、46奪三振の成績をマーク。今シーズンの活躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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