日本海側の地域は、日本列島の特性上、北と南の各府県で環境の違いが大きく、それぞれに特徴的な魅力や特色があります。
今回はそんな日本海側で「最強だと思う本州日本海側の府県は?」というテーマについて考えてみましょう。観光スポットの充実ぶりや食べ物のおいしさなど、自分なりの基準で「最強」だと思う府県はどこですか? まずは3県をピックアップして紹介します。
新潟県
国内有数の米どころとして有名な「新潟県」。県最北端の村上市にある「笹川流れ」は、国の名勝と天然記念物に指定されている海岸景勝地です。日本海の波の浸食によって形成された岩礁や洞窟が、天然の造形美を生み出しています。このほか、ヒスイの産地として知られ、ユネスコ世界ジオパークにも認定されている糸魚川市や、日本の渚百選に入選した「鯨波・青海川海岸」のある柏崎市などがあります。
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石川県
日本海に向けて細長く、突き出るような形状をしている「石川県」。石川県の観光スポットといえば、「金沢城」や「兼六園」が有名です。かつて加賀藩前田家の城下町として栄えた歴史があることから、風情ある伝統的な街並みが広がっています。また、能登牛やカニ、金沢おでんなどのご当地グルメも魅力ですよね。
石川県の北部、日本海へ大きくせり出した地域には、輪島市や能登町のような自然豊かな街も点在。輪島市の中心地で開催される「輪島朝市」は、能登半島ならではの海の幸や伝統工芸品を購入できる市場として知られています。