後継機に注目が集まっているNintendo Switch(以下、スイッチ)。以前X上では、ハードオフ店頭で見つかったジャンク品スイッチの「驚きのスペック」が話題となっていたのをご存知だろうか。
■お買い得すぎるスイッチ、その理由は…
今回注目したいのは、PC等に関する動画をYouTubeに投稿しているXユーザー・みやっちさんが投稿したポスト。
「こんなの実質、ダウンロード版買えばいいだけのやつやん」と意味深な1文の綴られた投稿には、ハードオフの「ジャンク品」の値札が貼られたNintendo Switch Lite(以下、スイッチライト)の写真が添えられている。
新品価格は21,978円(税込)のスイッチライトだが、同商品は8,800円とかなりお買い得。
しかしその理由について、値札には「ソフト読み込み不良。一度電源を落とすかヅリープさせないと読み込みません」と、書かれていたのだった。
関連記事:ハードオフで4千円のPS4、中から出た物体にギョッとした 「羨ましすぎる」とネット民驚愕
■「DL版」と「パッケージ版」で葛藤
こちらのジャンク品は瞬く間に話題となり、件のポストは投稿からわずか数日で2,000件以上ものリポストを記録。
他のXユーザーからは「お買い得すぎる」「修理すれば直りそう」「確かにお得だけど、DL版より中古ソフトの方が安いからなぁ…」「DL版だと、飽きた後で売れないんだよね」など、様々な声が上がっていた。
また「スリープ」の打ち間違えと思われる「ヅリープ」なるパワーワードにも注目が集まっている(「S」と「D」は隣同士)。
果たして、こちらのジャンク品スイッチは本当に「お買い得」なのだろうか。同商品を購入したポスト投稿主・みやっちさんに話を聞いてみると…。
関連記事:ハードオフに出現した中古テレビ、ヤバすぎる価格に目を疑う 「初めて見た…」
■他にも不具合があったものの…
こんなの実質、ダウンロード版買えばいいだけのやつやん pic.twitter.com/tkqsCfS4pu
— みやっち@miya (@miya_pc2019) January 3, 2025
スイッチライトを発見した際の心境について、みやっちさんは「パッケージ版は再起動すれば遊べるし、最悪だめになってもダウンロード版を使えれば問題ないなと思い、即購入しました」と、振り返る。
実際に使用してみての感想については、「右側のアナログスティックゴムが外れていたり、スリープ(ヅリープ)しても再起動しないとソフトの起動ができない不具合がありました」とのこと。
しかし、スイッチをプレイした経験のなかったみやっちさんとしては「お手軽に購入できて良かった」という気持ちが強いそう。スイッチ後継機の発売タイミングを考えると、前出のような不具合があったとしても、じゅうぶん「お買い得」�だろう。
これぞ、ジャンク品の中に宝が眠っている「ハードオフドリーム」の醍醐味と言える。
関連記事:ハードオフで発見した2千円のノート、中の情報にギョッとした 現代の「宝の地図」と話題に…
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)