過去に食べてイマイチだと感じた、トップバリュの食パン。
トップバリュ信者でありながら、食パンは他メーカーを選び続けてきました。
しかし、2024年に商品がリニューアルされました!
以前より美味しくなったのか、気になるところです。
今回は、リニューアル後の3つのトップバリュ食パンを比較レビューしたいと思います。
(画像:店舗外観)
※「トップバリュ」に詳しいヘビーユーザーが実際に購入して真剣に使いました。実体験をもとに、本音・本心で評価しています。
【1】生のパンは、以前と変わらない印象
購入したのはこちら。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
毎日の食卓食パン(税抜98円)
リーズナブルな価格が魅力の食パンです。
リニューアルにより、なんと10円値下げされています。
値上げが続くこの時代に、以前より安くなるのは珍しいですよね。
しかし、以前食べて味がイマイチだと感じた食パンなので、値下げを不安に感じてしまいます。
「ベーカーズ&ベーカリー」は、トップバリュ「ベストプライス」商品よりもお得で、パンに特化したプライベートブランドです。
原材料や添加物は以前と同じです。
製造所は「フジパン株式会社」、パン業界を代表する大手メーカーです。
生のパンは、以前と変わらない印象です。
きめが粗く、ふわふわ感がありません。
表面を指で押すと、「かたい!」と思います。
パサパサしていて食べにくいです。
特に、耳の部分がかたくて、まずいです。やっぱまだマズイのでしょうか。
しかし…
衝撃の結果があります。
「焼くと美味しくなります!」
外がカリッ、中はもっちり!
耳の部分はサクサクしていています。
バターと蜂蜜を付けると、普通に美味しくいただけます。
レビューを見ると、「今までで一番美味しくない食パン」「パサついていて食べるのが苦痛」など辛口コメントが目立っています。
たしかに生では食べにくいものの、焼くと普通の食パンと変わらない気がします。
以前より美味しくなったようにも感じました。
【2】焼くと、さらに美味しい!
しあわせのもっちり仕込み(税抜138円)
「熟成湯捏」「もっちり仕込み」というネーミングから、美味しさを想像できます。
価格はリニューアル後も変わらず、良心的です。
「ベストプライス」商品です。
「ゆごね」や国産米粉使用など、素材と製法にこだわりを感じます。
もっちり、しっとり、サックリという、食パンに求める魅力が詰まっているのは嬉しいですね。
原材料も変わっていません。
添加物の多さが気になってしまいます…。
製造所は、こちらも大手メーカー「山崎製パン株式会社」です。
パンを指で押すと、ふわっと跳ね返ってきます。
前述の「毎日の食卓食パン」と比べると全く違う質感を実感できます。
耳まで柔らかく、しっとりしています。
焼くと、さらに美味しい!
パンの香ばしさを味わえます。
パッケージ通り、中はもっちり外はサックリしています。
しかし、40円安い「毎日の食卓食パン」と食べ比べると、焼いた食パンでは、ほとんど違いが感じられないことに驚きました。
こちらの食パンの評価は高く、「大満足」「美味しさに驚き」など良い口コミが多く見られます。
生でも美味しく食べられるので、食パンの味わいを存分に楽しめます。
個人的に、原材料だけが残念なポイントです。
【3】甘さはほとんどなく、塩気が効いています
パン・ド・ミ(税抜198円)
オリーブオイルを使用した山型食パンです。
以前より10円値上げされており、他の食パンに比べて価格は高いです。
添加物や原材料に配慮した「フリーフロム」のシリーズです。
健康志向であり、パッケージから高級感が感じられます。
他の食パンにはない、こだわりポイントに注目!
フランスパン専用小麦粉が配合されており、フランスパンの食感と香ばしさを楽しめます。
マーガリン不使用でトランス脂肪酸0gは、大変魅力的です。
また、砂糖が少なめなので、素材の美味しさを味わえます。
添加物が使われていません。
製造所は、「タカラ食品株式会社」です。
生のままですと生地は柔らかいですが、少しパサついていて、しっとり感には欠けます。
甘さはほとんどなく、塩気が効いています。
この食パンは、フランスパンに似ているので、焼いて食べるのがおすすめ!
カリッと香ばしくて美味しいです。
外がカリッと中はもっちりしていて、塩気の効いた味がまるでフランスパンのようです。
前述の2つのトップバリュ食パンとは、全く違う味わいがあります。
こちらの食パンも安定の高評価で、私自身も素材に安心して食べられます。
しかし、しっとり感のある甘い食パンが好きな人にとっては評価は分かれそうです。
個人的には、リピートはなさそうです。
■まとめ
トップバリュの3つの食パンを比較レビューいたしました。
リニューアルにより価格に変動があったものの、原材料は変わっていません。
味も目立った変化は分かりませんが、以前まずかった「毎日の食卓食パン」が値下げされたのに、思っていたよりも美味しく感じました。
しかし、至って個人的にドンピシャなトップバリュ食パンがないのは残念です。
今後、さらに新しい食パンが発売されることを期待しています。
■プロフィール
「トップバリュなら間違いない」が口癖の30代子育て主婦です。自称“トップバリュ信者”。節約しながらも食にはこだわりたい。でも、なるべく料理に手間や時間をかけたくない。そんなワガママな要望に応えてくれるのがトップバリュの商品たち。買って食べて納得!満足!高いコスパのトップバリュに惚れ惚れする思いを皆さんと共有したいです。
※商品情報は掲載時点のものです。レビューの内容は個人の感想です。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>