ナポリに所属するジョージア代表フビチャ・クバラツヘリアのパリ・サンジェルマン移籍が確実視されている。両クラブは移籍金7500万ユーロ(約124億円)で口頭合意したと『スカイスポーツイタリア』が伝えた。
23歳FWはすでにナポリに別れを告げたようだ。『フットボール・イタリア』によれば、ナポリにあるディエゴ・マラドーナが描かれた壁画を最後に訪れたという。イタリア版『ダゾーン』の公式Xが、「ナポリに敬意を表し、シンボルのマラドーナにオマージュを捧げる」と綴り、その様子を公開した。
ナポリの英雄とクラブへのリスペクト。だが、現地メディア『トリブナ』は「ファンの反発でフビチャ・クバラツヘリアのナポリへの感動的な別れが台無しに」と見出しを打ち、「ソーシャルメディアに否定的なコメントが殺到し、すぐに物議を醸した」と伝える。
「クバラツヘリアが深夜にマラドーナの壁画を讃えたことは象徴的な瞬間であり、彼のキャリアを高めてくれた街への感謝の気持ちを反映していた。しかし、ナポリのファンは許す気分ではなかった。
クバラツヘリアがヨーロッパのビッグクラブに移籍する可能性があるという報道は、ファンの間で緊張を引き起こしており、別れのタイミングは多くの人にとって裏切りのように感じられた」
【動画】クバラツヘリアが「ナポリに敬意を表し、マラドーナにオマージュを捧げる」
実際にSNS上では「なんという偽善者」「なんて馬鹿げた光景だろう」「PSGに移籍する選手たちは金目当てだ!」「クバラがいなくても人生は続く」といった声が見られた。
2年前の33シーズンぶり3回目のスクデット獲得に大きく貢献した男が去る。ファンも落胆しているのだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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