【全日本】北斗軍との6人タッグ王座挑戦へ アジャが北斗の「化け物」発言に激怒「獲れなかったらどうなるかわかってんだろうな?」

 1・26幕張大会の全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合へ向けた会見が16日、東京・湯島の全日本事務所で行われ、北斗軍と組んで挑戦することになったアジャコングが大森北斗から「化け物」と称されて激怒。「お前ら、バケモン、バケモン言ってっけどな、言ったからにはベルト獲るからな。獲れなかったら、どうなるかわかってんだろうな?」と通告した。

 1・2後楽園大会で青柳優馬&阿部史典&佐藤光留のバカの時代が北斗&羆嵐&サイラスの北斗軍を破って6人タッグ王座を戴冠。試合後、北斗軍がリマッチを要求し、幕張大会でのタイトルマッチが決まった。

 ここまで北斗&羆嵐のパートナーは「X」とされていた。この日の会見で光留が“北斗軍のこんな「X」はイヤだ”と題し、羆嵐が高速移動して3人になる、蝦○一紀、佐○恵一、駿○一、ヨシ○タツなどを予想したが、北斗は真っ向否定。「モンスターや化け物を連れてくるんだよ。本当に人間じゃねえぞ。化け物だぞ。当日まで隠しとくつもりだったんだけどな。呼んでくるから待ってろ」と宣言した。

 現れたのは女子プロレス界の超獣・アジャだった。女子プロ界で一時代を築いたアジャは男子プロレスのリングにも参戦するなど性別を超えて活躍。そして今回、全日本初参戦が実現する。

 アジャは手にした缶ケースで青柳&阿部&光留、そしてパートナーとなる北斗と羆嵐を次々にめった打ち。「お前ら、バケモン、バケモン言ってっけどな、言ったからにはベルト獲るからな。獲れなかったら、どうなるかわかってんだろうな? お前ら、呼んだ責任があるんだからな」と北斗と羆嵐に釘を刺したアジャは「受けたお前らも覚えとけ。当日、これで済むと思うな。分かったか? このヤロー」と王者トリオにも言い放って去っていった。

 北斗軍の「X」は思いがけない大物・アジャだった。全日本初参戦でいきなり6人タッグ王座を奪取すれば、自ずと継続参戦にもつながる。そして、もし敗戦に終われば、北斗と羆嵐は何らかの制裁を受ける羽目になりそうだ。